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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者:
第二章 夢から覚めて成長
26/35

26販促

 今日はライ様のというか、以前から料理に関してはお世話になりっぱなしのクイマラーア料理長の所に来ています。料理人さんは料理長を含めてシツタ、ラツタの双子の三名です。余談ですが、双子はそっくりです。髪型で見分けが付くようにしてくれています。右分けがシツタさんで、左分けがラツタさんです。私以外は匂いで分かるそうです・・・。

 調理台は高いので、ケリーが抱っこ役兼通訳で付いていてくれています。有り難い。


「聞いてますよ。牛乳と卵料理の種類を増やすって」

「ちょう」

「まずは食事から、次に甘い物でいかがです?」

「うみゅ。しちゃくでかえりゅのはおみゅらいちゅちょ、ぴゅりん、ちほん」

「オムライス三種類とプリンも三種類でシフォンケーキは色々な味を検討したいとのことです」

「それは腕が鳴りますな」


 三人が早速、それぞれを担当してくれます。あっという間にできました。プリンも硬め、普通、滑らかです。


「どうぎゅのきょうりょくもおねがーちまちゅ」

「道具は運び込まれていますが、説明しながらそれに合わせた料理の作成をお願いします。普段の料理程の水準は必要ないとのことです。楽に作れて、個人で楽しむには問題ない味になっているかどうかを判断願います」

「なかなか、難しいですよ」


 料理長は力強く腕を組み考え込んでいます。シツタさんとラスタさんも思案顔です。料理人さんに味は二の次でとは言えないのですが、料理長程の味を出すには機械では難しいと思うのです。


「りょうりちょ、ちゅごい。ききゃいむり。でみょちぇんもんじゃにゃいちとにあるていじょ」

「料理長達の料理の腕に機械は到底追いつきません。ですが、料理を専門としない生産者が使うために作成したいのです」

「生産者が生産物を加工して売るということで?」

「ええ。それと、加工したものを食べて貰って、生産物の販売促進も狙っています」

「なるほど・・・」

「「料理長、俺達が使ってみます」」


 二人はハモるんですよね。


「それがいいかもしれないね。シツタ、ラツタも家で力を抜いて料理をしている感じでやってくれるかい?」

「いいにぇ」

「それがいいですね。お二人の力量では、力を抜いても充分とは言えないのですが・・・。他に意見を聞ける調理関係の方で適任がいらっしゃらないので、すみません」

「ちゅみまちぇん」

「「いいえー」」

「外に頼む訳にいかないからね。仕方がないさ」

「ありがちょ」


 トーリ君が作ってくれた道具も説明します。自動泡だて器、捏ね器、アイスクリーマー、ソフトクリーマーとパスタマシーン、パイやクロワッサンが作れる折りたたみ器等盛り沢山です。試食してすぐにここまでの種類の機械を作ってくれるとは!!今までは皆さんの素敵な力で泡立てやこねたりするのも道具は使っていなかったのですが、生産者の力になれるかもということで、試しにやってみようということになりました。

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