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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者:
第二章 夢から覚めて成長
25/35

25画力

 絵は凄い結果を導き出してしまいました・・・。私が作って欲しい物を絵に描くので、皆も好きな料理の絵をとお願いしたら快く受け入れてくれました。


「フロロウクさん、上手いね」

「そうだな」


 フロロウクさんは凄く写実的でした。ライ様も視線を逸らさず同意します。ライ様とトマスラルさんの絵はまあ、普通。分からなくもないと言った感じです。最後は・・・。


「っ」


 危険な予感がしたので、実力行使をすることにしました。トマスラルさんの膝に乗り、太ももの上でケリーを向いて仁王立ちになって、むぎゅ。トマスラルさんの口を後ろ手で塞ぎます。

 無邪気を装って、何を描いたか聞いてみます。


「わたちはふわちょろおむりゃーすなにょ。ケリーは?」

「私はサラダを描きました」


 確かに、緑がぐるぐるとあちこちに散っています。器の中だけを切り取って描かれたのかな?という感じです。ケリーは少し恥ずかしそうに教えてくれました。トマスラルさんの上で立っていることについては何も言われません。安定が悪いので、トマスラルさんが胴部分を支えてくれています。息、出来てますよね?目見当で手を置いたのですが、もういいかな?


「ぷはっ」


 あ、やっぱり息できていませんでしたか。ごめんなさい。ここからでも、まだ油断できないですよ。


「わたちのふわゃとりょ見えるー?」

「ええ。このふわっとした部分ととろっとした部分がきちんと表現されていますね」

「ちぇへー」


 ケリー。大好き。良くぞ分かってくれました!


「ちゅじゅききゃく。みちぇちぇ」

「ええ。楽しみです」


 普段はしない視線独り占めも発動しますよ。さあ、他の人達は解散です。


「こんにゃの」

「これが真ん中に横一文字に割って食べるものですね」


 ちょっと表現が物騒だけど、概ね間違いでは無いです。縦か横かは些細な差ですね。


「ちだ」

「こちらは襞が美しいですね」

「ちょ。みちゃめもじゃいじ」

「美容に興味のある方が多いですし、これは話題になりますね」



 後日、トマスラルさんからこっそり報告を受けました。我々の間で絵による表現は控えること。

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