24美味しい
美味しい。美味しいと食べ過ぎました・・・。お腹が子供を差し引いても凄い膨らみです。
「スウ様。今日はその辺りで」
「あい」
「お腹、凄」
ケリーが心配そうに声を掛けてくれます。トマスラルさん・・・、残念。ライ様は賢く無言でしたよ。
「先輩。全員に聞き取りを」
「え? 全員」
「そうです。全員、漏れなく。スウ様、皆さんに挨拶して休みましょう」
そっと抱き上げられて、運ばれます。ライ様は主催になるので、最後まで残ってくれるという事でお任せしちゃいました。お腹もいっぱいで、ケリーの抱っこの快適な揺れでぐっすりでした。
「おはようございます。スウ様」
「ケリー、あちゃ?」
「お昼に沢山、食べていらしたのと、ぐっすりでしたので」
「おいちくって、たべちゅぎちゃった」
「ええ。感想も集まっていますよ」
「まちょめる」
「・・・これを・・・」
あ、トマスラルさん。いたんだ。もしかして、ずっといた?煤けた様子で紙の束を持っています。まとめまでしてくれたんだ。これも指導の賜物ですね。ケリーはやって当然の顔です。
「ありがちょ」
「うう・・・スウ様」
「おいちかっちゃ?」
「え? ええ」
「どりぇ?」
「え?」
「どれが美味しかったか聞いてらっしゃいます」
「俺は、オムライス?が美味しかったです」
確かにしっかりめのオムライスは食べ応えもあって美味しかったですね。うんうんと同意をしていると、ついつい口から更なる要望が出ちゃいました。
「ふわゃとりょちょか、ぱっきゃーんとかもいいにょ」
「?」
流石にイメージだけだとケリーにも伝わりにくかったようです。トマスラルさんのぽかんとした顔もそれを語っています。
「色々な形があるようですね」
「ちょう」
今度は絵でも描いて伝えましょう。でも、絵・・・。皆にも書いて貰っちゃおう。
「まだ、ありそうですね・・・。わー。凄いな」
トマスラルさん全然、気持ちが入っていないですよ。まあ、いいでしょう。まとめてくれて助かりましたし。




