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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者: 普
第一章 夢からの目覚め

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2関係性

 えへん。ケリーにすくすくと育てられ、しっかり大きくなりました!


「リー」


 けど、ケリーはまだ言えないの・・・。心の中では言えています。


「どうしましたか? スウ様」


 ケリーの子供として産まれたはずですが、関係性は変わらず、お母さんとは呼べていません。

 産まれたてからケリーに気付いて貰い、切れ切れながら意思疎通を図り、ケリーが確信を持ってから、ライ様に会わせて貰いました。


 眉間に皺を寄せたぐらいで何の変わりもないライ様がいました。


「ケリー、本当か?」

「あー」

「はい。スウ様、ライオネル様をお呼びしましたよ」

「おー」


 ケリーは確信を持っているので、いつも通りですが、ライ様は怪訝そうで無言です。それにしても、トマスラルさんは?


「おー。おー。」

「まあ、スウ様。あれは、気にしなくても構いません」

「う?」

「ケリー、なんと言っているのか分かるのか?」

「勿論です」


 ケリー・・・。凄いよ。自分で言うのもなんだけど、喃語しか話してないよ。ライ様は内心では疑わしいだろうけれど、何も言わなかった。賢明だね。


「そうか。抱き上げても大丈夫か?」

「・・・はい」


 ケリーの間を気にせず、流石、二児の父。ライ様は首が座っていない私を、安定して抱き上げてくれた。


「あー!」

「ご機嫌ですね。スウ様」


 ケリーも嬉しそうです。私も快適です。暴れても落ちそうな気配もありません。


「あ、うー!」


 調子に乗って、ライ様の腕の中で運動していたら、寝ました。


 起きてみるとライ様は帰った後でした。仕方が無いけど、泣いちゃいました。赤ちゃんですから、良しとしましょう。ケリーが慰めてくれました。

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