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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者:
第二章 夢から覚めて成長
13/35

13条件

 ふむふむと説明を聞き頷く。主力商品の子宝系はあまり変わっていないらしい。


「かえりゅ?」

「副所長の特性程、洗練させるのは難しいですよ。また、見せて頂ける機会も多くなったので頑張りますが・・・」

「う」


 洗練なんて、照れるじゃないか。でも、自分では何もしていないんだよね。自覚は無いし、自動だし・・・。


「ふーた?」


 ケリー、よろしく。


「魔道具では何か負担になっている部分があるんでしょうか?」

「慣れるまでに暫くかかる方がいらっしゃるようです。副所長の場合は実感してというか体感もそこまでは・・・。自然に出来ていて言われて始めてそうなっていると気付くという感じまで個々人に合わせるのは難しいですね」

「たーにゃ。じょけつけりゅ」


 確かに。それだと汎用性の魔道具ではなくて、人に合わせてになるから高いよね。そうなると条件付けかな。


「条件付けですか?」


 おや、今度は通訳のケリーも疑問形ですね。


「条件付け・・・」


 リート君は考え込んでいます。七割か八割ぐらいの魔力を収める魔道具から、十割にしてみるとか。徐々に慣らす感じで。


「にゃにゃきゃらはちで、じゅ」

「成程。最初から全てではなく、七、八割から始めて、全て収める魔道具へ繋ぐという事ですか! やってみましょう。少し、お時間頂きます。他に何か思いついたことがありましたら、ご連絡下さい。失礼します」


 あっという間にリート君が退室していってしまいました。最後は伝わったようで、良かったです。私の仕事は他に何か探しつつ、在宅勤務になったようです。まだお昼寝も必要ですから、とりあえず家で考えましょう。


「スウ様。素晴らしいです!!」


 ケリー。褒め過ぎ。嬉しいから、いいですけどー!


「えへ」

「明日はチッタさんに来て頂きますか?」

「あい」

「では、使いを出しておきますね」


 トマスラルさんですね。分かります。こちらは魔法が発達しているので、別にわざわざ直接誰かが知らせに行かなくてもいい、手紙と電話が一緒になったような魔道具もあるはずです。主要な所にはそれが設置されていたはずですが。また何かやっちゃったんだろうなと言われずとも分かるので、私は静かに頷きました。

 一応、毎日トマスラルさんにも会っています。

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