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夢の中で目覚めましたが、これは夢?  作者:
第一章 夢からの目覚め
10/35

10交流

 なんとシウキアードさんは以前に贈ってくれたスノードームの進化版、今度は雪が降ってオーロラが出るものをお土産に買ってきてくれました。また一日近く見つめて、寝ちゃいました。お土産に釣られた訳では無いですが、やはり交流は大事ですね。うんうんと頷いていると、ケリーが若干深刻そうな顔で朝を告げに来ました。


「おはようございます。スウ様」

「あー」

「今日のご予定ですが、ライオネル様と一日お過ごし頂くことをお勧めします」

「う?」

「拗ねていらっしゃいます」

「おう?」

「スウ様があまりにシウキアード様の全てにお喜びになるので・・・」

「ああう」


 そんなつもりは無かったのですが・・・。ケリーが言うってことは結構まずいですよね。はい。今日はライ様と一緒に一日遊びます?遊んで貰います?

 早速ライ様がやってきましたよ。


「あー。いー」

「おはよう。スウ」


 二人で向かい合わせになり、両手を繋ぎ、見つめ合います。ふふふ。大人な感じでしょう。そうでしょう。で、何をするかというと歩く。ライ様はゆっくり後退です。


「いいぞ。スウ。上手い」

「あい」


 もう、おむつも取れたのですっきりしたお尻ですよ。少しよちよちしていますが、なかなかの動きのはず。


「スウ様、素晴らしいです」

「えへー」


 賞賛の嵐です。私の性格が変わってきそうですが・・・。大丈夫かな?


「あっ。父上」


 いつの間にかルイがやって来ていました。


「お父様、お兄様も」


 ロアも来ましたよ。家族全員に手を引いて貰って、贅沢な歩く練習の一日は過ぎていきました。ちなみに、ケリーには毎日付き合って貰っています。子供達は大きくなるのが早かったので、私はあんまりこの「あんよが上手」は一緒に出来なかったんですよね。魔法、凄いな。二人ともライ様に似て、魔法は放出と内包と両方できるそうです。魔法の苦労は推測しかできないので、ライ様に任せっぱなしでした。今回も想像上の生き物たちは実際には見れず仕舞いです。残念。

 それにしても、夢から覚めたってどういうことでしょうかね。

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