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LIFE is the Damn……  作者: 天月 都
4/5

まじかよ……雄一はこれのことを言ってたのか?


『避難場所は自宅のみにして下さい! 他県への避難などは決して行わないでください。特に東京都民は絶対に他県へ出ないでください! 繰り返します! 自宅以外への外出は絶対にしないで下さい! 速やかに帰宅して下さい! 』


「パパ……怖いよ……」


「だ、大丈夫だ。きっとなんとかなる」


正直理解が追いつかん。でも、美嘉は何としてでも守らないと……。そうだ、とりあえず雄一電話しよう。


「おい雄一! 悪い。お前の言う通りニュース見るべきだった」


『あぁ、そうだな。ったく今向かってっから、早く必要最低限のもんまとめて支度しとけよ!』


「あ? いや、自宅から出るなって言ってただろ」


『ダメだ! 違ぇよ。んなこと守ってる奴なんていねぇよ! いいか、千景。ニュースでやってる内容が全部だと思うな! いいか--ックソたれ!!』


なんだ? なんの音だ? それにどういう意味だ?


『いいか、とりあえず着いたらお前も乗れ! 全部だ車ん中で説明してやる。美嘉ちゃん死なせたくねぇならとっとと用意して待っとけ!--ツーツーツー--』


「あぁ、わかった。」


クソッ。何が何だか分からん。ただ、ヤバいのは確かだ。美嘉だけは何としても……


「美嘉!いいか、落ち着いて今から言うことをしろ」


落ち着けだ? クソックソッ俺が落ち着け!


「前に買った大きめのリュックあっただろ? ほら、赤と白のやつ。あれに必要最低限の着替えとタオル、それに、あぁ必要なもん入れて来い。ゲームとかは無しだ、いいな?」


「うん……わかった……」


「大丈夫だ、絶対に父さんが守ってやる。できるな?」


「うん。」


「よし、じゃあすぐに用意してくれ」


俺も支度しないとな。カバンは、仕事用と、あと旅行用もあったか。とりあえず、服と、歯ブラシ、缶詰にカップ麺も買っといてよかった。あとは--この写真は置いてけないな。


『ドンドンドン』


その時、玄関を叩く音が聞こえた。


「千景! 早くしろ!用意できたか!」


雄一か? もう着いたのか。


「あぁすぐ行--」


『ガッシャーン!!』


「ッ!!」


なんだ? 美嘉の部屋か? 窓が割れ--


「いやぁ!! パパ!!」


美嘉の声!!


「美嘉!!」


俺は咄嗟に区分けしたカーテンを開ける。その時視界に映ったのは、『異形』。ただ、その言葉では形容しきれないものだった。

※作者から大切なお願いです。

まずは読んでいただき、心より感謝申し上げます。

ありがとうございます。


この作品は不定期投稿となります。予めご了承ください。


この話を読んで少しでも

『面白いかも!』『続きを読みたい!』

と思われた方は、星5段階評価、ブックマーク、感想お願いします!


今後も更新を続け書籍化の夢への『大きな励み』になりますので、どうか何卒よろしくお願いします。

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