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何もかも完璧に生まれた二人は許婚。  作者: レオナルド・ダック
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レナ高級ワインとセクシーポーズ。

五分くらい待って落ち着いた頃、俺はレナに声をかけた。


「いい加減に布団から出ろよレナ。

夕飯の時間だぞ。」


「要らない。」


俺もレナも天才とはいえまだ10才になったばかりだ。

いくら安全な国とはいえ野宿する事もある。

旅の間に体調を崩されると困る。


「仕方ないな…、レナ今日は他の三人はいないが俺の奢りで軽めのブルーノ歓迎会をするぞ。

いい店連れてくからいい加減に布団から出ろ。」


「良い店!フレズの奢り!行く行く、行くわ。」

そう言いながらレナが布団から飛び起きる。


俺達は首都程ではないがこの街で一番高級そうな店に足を運んだ。


「ようこそ、いらっしゃいませ。」

案内役の給仕が深々頭を下げる。


俺とレナが店に入るとまたしてもブルーノが止められた。


「お客様。

申し訳ありませんが身分証を提示して頂いてもよろしいでしょうか?」


ブルーノが軍のメダルを見せ様とすると、レナが止めた。


「そっちじゃないわ、腕輪の方よ。」


「あっはい。」

ブルーノは俺があげた腕輪を給仕に見せた。


「これはドーヘンタイーナド家の腕輪でございますね。御提示ありがとうございます。

お手を煩わせてしまい大変失礼致しました、こちらへどうぞ。」


俺達は店の一番端のテーブルに案内された。

少しイラッとしたが、店の上座に案内されて俺の顔がバレるのもめんどくさいので良いとした。


俺は一々獣人はと聞かれるのが鬱陶しいので三人一緒と強調してオーダーする。


「このコースとこのワインを頼む。

もちろん三人一緒だ。」


「かしこまりました。」


俺とレナはまだ10才だがお酒を嗜む。

それが貴族として当然のマナーだ。


コースの食前酒はブルーノにも振舞われたが、ワインのグラスは俺とレナの分だけだった。


俺がブルーノの分のグラス頼もうとしたがブルーノが止める。


「俺こんな高級店もちろんはじめてだし、お酒を飲むのもはじめてです。

何より二人がこんな素敵な歓迎会をしてくれて嬉しいです。

食前酒だけで充分です。」


俺はブルーノの気遣いと今までしてきたであろう苦労を思ってワインを飲んだ。


レナはそんなことは関係なく美味しい食事につられてどんどん飲んでいく。


あっという間に一瓶開けてしまって、ワインを追加注文する。


給仕が再びグラスを二つ持ってきた所で良い気分になってしまっていた俺はやってしまう。


「おい、この国ではドーヘンタイーナド王により獣人差別は禁止されているのだが知っているか?」


「もちろん存じあげておりますが、大変申し訳ございません。

店内には国内外の沢山の高名な貴族の方々がいらっしゃいまして…。」


給仕がばつが悪そうに謝罪する。


俺がまあ仕方ないかと思った時だった。


バン!


いきなりレナがテーブルを叩いて立ち上がる。


「国にゃいがいの高名な貴族ぅ。

ふざけんじゃにゃいわよ。」


「おいレナやめろ。」

レナは俺の制止を振り切って大声をあげる。


「フレズもういいでしょう。

静まれ!静まれー!」


どうやら獣人差別にイラついていたのは俺だけではないらしい。


「こちりゃにおわす御方をどなたと心得る。

おちょれ多くも王位継承権第二位!

そして私の大ちゅきな彼氏!

ドーヘンタイーナド王の甥っ子、フレズベルク・ドーヘンタイーナド様にあらせられるぞ!」


高級で静かだった店内が一瞬で緊張に包まれる。


「ここに私のフレズベルクより高名な貴族がいるって言うかしら?

一同、フレズベルク様の御前である。

頭が高い!ひかえおろう!」


レナの啖呵をきっかけに貴族達が一斉に立ち上がり最敬礼する。


こんな所でさえ酔っ払いの少女をきっかけに最敬礼なのだ。


俺は改めて従兄弟のラインズ王子の気持ちがわかった。

こんなんで同世代の友人が出来る訳がない、何も言わずに旅に出てしまったから後で手紙と各地の名産品送ろうとか考えつつ俺は立ち上がる。


「諸外国との貿易が頻繁に行われるこの街の事情はあいわかった。

他国の商人の手前もあるのだろう。

だが国王は獣人差別を認めていない。

これから獣人が普通に生活する事に不満を持つ他国の商人には、獣人差別をする店には特別課税されると伝えよ。

商人の間ではお金の話が一番伝わりやすいだろう。」


「ははーっ。」


「それから貴族の皆、食事中に騒がせて悪かった。

我々は個人的に新しい隊の隊員の祝いをしていただけだ。

今日の費用はドーヘンタイーナド家で全て持つから楽しんでいってくれ。」


俺の一言をきっかけに大量のワインが運び込まれる。


俺は満足気なレナと感動して泣いているブルーノを見ながら、早急にラインズに手紙を書いて国王に謝っておいてもらおうと考えていた。


帰り道レナとブルーノの楽し気な歌声が響き渡る。


「♫我等、我等、栄光のフレズベルク小隊〜!」

「イッエーイ、フレズ最高!」


宿の部屋に着くとブルーノはすぐに眠りに落ちた。


一方レナは、何故だか服を脱いで全裸になっていく。


レナの裸は例のスライム事件やゴブリン事件で見ているが、改めて酔って頬を赤く染め部屋の中で脱がれるとまた違った印象を受けた。


レナはそのまま器用に俺の服を脱がしていく。


「どうしたのフレズ?

立ってないでこっち来なさいよ。

私達今日は同じベットで寝るんでしょ?」


レナはベットの上で片足を上げてツルツルの肌を見せて俺を挑発する。


おいおい俺達まだ10才だぞ。

確かに早い子なら子供も出来るらしいが、いくら貴族でも早すぎる。


俺は動揺してどうしようか迷った。


「スピーーーーッ、スピーーーーッ…。」


すると10秒経たずにレナの寝息が聞こえてきた。


せっかくなので俺はレナの身体を良く堪能してからレナに服着せ眠りについた。


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