盗賊
一旦契約すると言ったものの、こいつらは盗賊だ。盗みを働かせ人を襲う奴等だ。
信用は出来ない。この国のやつらにでも引き渡した方がいいんじゃないか?と、奴等をどうするか考えていると元盗賊のボスが話があると言ってきた。
『ちょっといいかい?』
「あ?なんだよ」
『実は・・・』
元ボスのサモールが頼んだのは自分はどうなろうといいが自分の子供を預かってくれないかと言ってきた。
国のやつに引き渡してもいい、なんなら奴隷にだってなると言ってきた。ちなみにこの世界では奴隷は国によるが大抵は認めているそうだ。
「お前はそれでいいかも知れないがお前の子供はどう思っているかわかっているのか?」
「子供は親と離れたいはずがない!」
『そ、それは。だが、あの子の為なんだ』
「・・・・・」確かにサモールが言っていることはあっているのかも知れないだが、残された子供の気持ちを俺は知っている。
『どうかこのとうりだ!頼む!』
「わかった、だがお前の部下はどうする?」
『そ、それは』明らかに考えてなかったな。
「お前が捕まっても残った奴は盗賊を続けるだろう」
『・・・・』
「まあいい、それもどうにかしよう」
『すまない』
「・・・・」盗賊の元へ帰っていくサモールの背中はとても盗賊のボスとは思えないほどの後ろ姿だった。
「なんか、かわいそうだね」とゼフィロル。
「いたのか…」確かにそう思うがしかたのないことだ。
「どうにかできないかな、ねえカズト?」どうにかってそれは難しいだr・まてよ、こうすれば一番よくなるんじゃないか?
「なあ、一つ聞くがいいか?」
「なに?」
「それは・・・・」
・翌日・
盗賊を村の広場に集めて村人と駐在していた国の騎士を呼び出した。
『おお、旅のお方ありがとうございます。これで村も平和になります。』と村長らしいやつ。
「ああ」と空返事をかえす。
『ありがとうございます。後でお礼の使者が来ますので』と騎士が。
「いや、この件について国王と話がしたい」
『・・・・・え?』
「無理だとしても無理やりにでも話させてもらう」
『いえ、では話ができるか保障はありませんが聞いてみましょう』
え?まじかよ意外とすんなりとおるな。いろいろ考えてたのに。
いや、なにかあるなあまりにも話がうますぎる。
警戒はしていて損はないだろう。
不安になりながらも国王の元へ王都と向かった。
次回は都合によりお休みとさせていただきます。
すいません。




