契約
次の日の朝、なにやら外が騒がしいのにきずき宿屋から村の広場へと向かい人だかりができていたから、人垣をかき分け様子を見る。
「どうしたのかな、カズト?」
ゼフィロルはまるでどうでもいいような感じで言ってきた。
「さあな?」
「だが、見る感じ何かに襲われた感じだが?」
中央で血だらけの兵士らしい二人が医師らしい奴に治療されている。見た感じもう助からない気がするが、ここは、異世界なにがあるかわからない。
「カズトー朝ごはん食べようよー」
いや、お前は、飯食べなくてもいられるだろうが! しかし、腹がすいているのも事実。だが、目の前で人が死ぬかもしれないのに、のんきに飯を食べられるほど俺は外道ではない。
どうにか、出来ないものか、!?
「おい、ゼフィロル」
「なあに?」
「あれ、使えないか?」
「ん?あーあ、なるほどね多分いけるよ」
ふむ、いけるか。なら、試してみるのもいいかもな。どうせこのままだと、死ぬだろうしな。
とりあえず、兵士に近ずいてみないとな。
「!?な、なんだね君は!」
「うるさい!どけ」
「おじさーん、どいてなよ。」
「な!?」
・・・・、ひどいな・・・出血が酷く、まずいな、よし!
「契約魔法!!」
「「「おおっ!!」」」
周りのやつが驚きの声を上げるが無視だ。魔法の練習はしてきたから、やり方はわかる、まず契約対象を決めて、次に対象と俺の魔力を合わせてできた魔力で契約書を作る。だが、目の前の兵士は魔力も少ないから俺の魔力を少し多めにして調整するが。話が逸れたか、次に契約内容を決める。
まあ、傷を癒やす訳だから、こうか。
1、対象を死なない程度までに傷を癒やす。
2、対象は和人の望みを一つ聞く。
3、2は対象の無理のない範囲の事とする
契約者名 佐藤和人 対象者名 フィラズル、ナタシヤ
「よし!」
パアアアアアアアアアアアッ!!強い光とともに兵士達の傷が癒えていく。まあ、こんなものか。
「うっ・・」
「目が覚めたか」
「あ、あなたは?」
「ん?まあさしずめ契約者かな」
『ありがとうございます。あの、よろしければお名前をきても?』
「ああ、俺は、「彼は、サトウカズトよ」
『カズト様ですか、ありがとうございます。この、恩は忘れません。』
『あと、なにかお返しは・・』
「ああ、そういうのはいい、契約でとりきめがあるから、いいぞ」
『そうですか・・』
「ひとついいか、なにがあったのか話せ気になるところがあるしな」
話によると、最近村の近くで盗賊が出ているらしく調査に出ていたらしいが襲われたとのこと。
ふむ、なるほどな。
俺には、関係ないがな、さて、これからどうするか。あ、そうだまずは飯を食べるか。
『あ、あの!』
「なんだ」
『その、できれば、お願いしたいことが』
まあ、察しは着く。どうせ大方盗賊討伐だろ。
「言っておくが俺は慈善活動をするつもりはない」
「報酬はしっかり貰うぞ」
『あ、ありがとうございます!!』
俺も馬鹿だな、まあいいか、良いことを聞けたしな。




