契約者は・・
「はぁ、やっと倒したか」
!?
「だ、誰だ!」声がする方を振り向き警戒する。「安心して、別に取って喰ったりしないわ」諭すようにとても優しさが籠った声が聞こえた。
誰だ、人?なんでこんなところに?と、取りあえず警戒をしてやばくなったら逃げる。
「はぁ、どうしたら、信用してもらえるか、教えて欲しいわ」いやいや、いきなり現れておいて信用もくそもないだろ「まあいいわ、とりあえず、自己紹介からしましょうか。」勝手だなおい!まあ、この状況をどうにかする為にも自己紹介位はするべきだな「私の名前は、ゼフィロル。あなたの名前は?」ゼフィロル、まあ、まず間違いなくここは異世界と決まったな。名前があきらかに異世界っぽいし。
「俺の名前は、和人、佐藤和人だ。」「ふーん、カズトかこれからよろしくね!」?おいこれからってなんだ?「おい、ゼフィロルこれからってどういうことだ?」「?」「なにいってんの?みたいな顔してるんだよ。」どいうことだよ、まったく。「とにかく、お前は誰で何の目的があって俺に近ずいてきたんだ?」
返答次第では、こいつに対する認識を変える必要があるぞ。
「私は、あなたと契約した精霊よ」・・・・は?いやいや何、精霊?精霊って言うと小さいやつを連想するんだけどなにこんなに大きいのっていうか普通の人間と変わりないけど。うーむ、実際はちがうのか・・。
「そうか、じゃあお前は・・」「ねえ」「ん?」「その、お前ってのやめてくれない?」「別にいいが、」
「兎に角、ゼフィロルは、俺と契約した精霊でいいんだな」ああ、あの時聞こえた声か、そういえば、「なあその契約の内容はなんなんだ?」「え?、実は、・・・」
「実は、まだ細かい所は決めてないのよ。」「結構危なかったから、仮契約でしかないのよ」
はあ?「だから、契約内容を決めたいのよ」
契約内容
1、以下の契約は違えることはできない。
2、この契約は契約を終えるまで、永久に有効である。
3、契約終了後、報酬として3つの願いを叶える事ができる。
4、契約者はゼフィロルの願いを叶える事。
5、ゼフィロルは契約者に力を貸すこと。
「まあ、こんなところかしらね。」いやいやいや、なにがこんな所だよ。いろいろ、気になるところがあるが、まず、ゼフィロルの願いってなんだよ、「なあ、ゼフィロルの願いってなんだよ?」
「え?」 なんだ、もしかしなくても願いを決めていないとかじゃあないだろうな。
「全然考えてなかったんだな。」「・・・・・」
はあ、 なんでこんな馬鹿と契約したのだろうかまったく悲しいわ。
「ねえ、カズト」「ん?」なんだ、どうしたバカなゼフィロルよ。「ねえ、今失礼な事考えたでしょ?」
!?なぜ分かったし、怖いわ。女の勘と言った所か。だがなゼフィロルよどうなろうとお前はバカだ。
「近くに村があるから取りあえずそこにいかない?」なんだ、村があるのか。まあ食べ物とかいろいろ必要だしな、行くべきだろう。「そうか、じゃあ案内を頼む」「いいわ、任せてちょうだい」
もう、すっかり陽も登り陽の光が照り付け始めたころ。
「えーっと」「・・・・・・」「あ、あれ?」「・・・・・・」「おかしいな?」「・・・・・・」
「えーっと、カズト?あの、その、あのね、実は、道に迷っちゃった!」なにが、迷っちゃった!だ。
私に任せなさい的なこと言っといて迷うとか、はあ・・。
いったいこれからどうなるんだよ、まったく先が思いやられる。
次の話は8月2日18時投稿予定です。




