表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
看護師が異世界の令嬢に転生しスキルを使って無双する話  作者: VANRI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/12

いざ、王都へ

 ミアに、アーシュはともかく、トニーやフランとなぜ仲がいいのか聞いた。すると、私たちは幼なじみだと教えてくれた。

 年齢はフランが一つ上、トニーが二つ上だが兄弟のように毎日遊んでいたらしい。


「どうやって連れて行ってくれるの?

王女が行くと皆に迷惑がかかってしまうんでしょ」


「あれだよ」


 アーシュが指差した先はミアがいた。


 メイドさん……?




 翌日、城から一台の馬車が都に到着した。街の人々が続々と集まってくる。

 まずトニーが下車する。

わあっと歓声が上がった。トニーは手を振っている様子。


「ちょっとミア!なんでこんな歓声が上がるの?

しかも人がどんどん集まってるし」


 ミアは、「ああ、そうか」と説明を始めた。


「この御三方はこの国の優秀な三銃士です。

まずトニーさん、騎士団のリーダーでみんなから慕われています。女性からの人気も高いです」


 確かに。あの背丈とスタイルの良さは女の子の憧れの王子様って感じだもんね〜

 すごい笑顔で手ぇ振ってる。あんな笑顔城の中じゃ見たことないわ〜


 次にフランが下り立つ。


「フランさんは副リーダー。剣はもちろん、銃の腕はトニーさんを凌ぐとも言われています」


 フランの甘い顔立ちも女性に人気があるらしく、黄色い歓声が上がる。

 なるほど、アイドル登場って感じだな。


 それに続いてアーシュ。


「アーシュさんは、分団をまとめる団長をされています。女性だけでなく男性からも人気があります」


 アーシュには男女関係なく声が掛かっている。ハイタッチしたり握手したりサービスも素晴らしい。

 これは民衆に好かれるな。


「この国に御三方のことを知らない人はいないでしょう。国を守る英雄ですから」


 そうか……国を守るってことは、戦いに行くってことだよね……

 心にもやがかかったような気分になる。


 考える暇もなく、最期に帽子を被ったメイド二人が下車。


 そう、私はメイドに変装させられていた。

二人で行くと言ったけど、護衛は絶対必要だと言うので三人がついてくることになった。鎧は付けず剣だけ装着だが。

 民衆から見れば、三銃士の買い物にメイドが付き添っているように見える。


「こんな目立たなくても良かったんじゃ……」


 ボソッとトニーに言ってみる。


 トニーは遠くの人たちに手を振りながらそのままの姿勢で答える。


「俺たちが目立ってるお陰でお前のこと誰も見てないだろ」


 本当だ。誰一人私たちメイドを見ようともしない。


「それに、王女ならまだしも国のトップの騎士たちに襲いかかるような命知らずはいないさ」


 全ては私を守るため……

トニーの作戦に頭が上がらない。



 それからは色々な店を見て回り、お菓子や洋服やらを買った。

 洋服を買おうとしていると後ろからアーシュに声を掛けられた。


「なんで買うの?城にたくさんあるだろ?そんなの寝間着にも使えないだろ」


「そうね……でも何かに使えそうな気がするんだよね」


 見たところ、女性はワンピースが定番のよう。ズボンは履かないのか。今時白衣だってズボンタイプが主流なのに。

 そもそもなぜ昔から女性はスカートだったのだろう……


 とりあえず長袖と長ズボンのような物を購入。

やっぱこういうのよね、結局落ち着くのは。


 ふと街外れの大きな建物が目に入る。


「あれは?」


 ミアが指を差しながら答える。

「あれですか?あれは、病舎です」


「病舎?」


「病気の人を集める場所です」


 なんと!病院じゃないか!!

身体がウズウズしてくるのを感じる。


「行きたい!!」


 「え?」


 全員がこちらを見る。


「落ち着いてください!病気の人がたくさんいるんですよ!?あそこに入った人は生きて出てきません!!」


 ミアが周りを気にして小声になる。


「とりあえず、あそこだけはダメです。私も皆さんも許しません。」


 行きたいし気になる!!

 ……でも今は何の防御も出来ていない。中に何の感染症があるのかもわからない。感染して私が原因でパンデミックでも起こしたら……!


 諦めたフリをして「わかった」と力なく答えた。

ちゃんと諦めたように見えただろうか。


 帰ろうとした時、アクセサリーを売っている店を発見。


 可愛いミアに何か買ってあげたい!!ルナにもなんかあげたいな。何がいいだろう。


 見に行き疑問が湧く。

「なぜ透明な石ばかりなの?」


 店主は不思議な顔をする。

 それに気づいたミアが慌ててフォローに入る。


「属性が反映されるからですよ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ