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即興詩 『ブックマーク』 -しおりをはさむ-

作者: みなはら

物語を読みつづける



楽しい場所に栞をはさむ


響く言葉(おもい)(こころ)に残す



物語を書きつづける


楽しいこと


嬉しいこと



時には


悲しみや


怒りも



物語への想いのように


栞を挟んでゆくように


心を物語(そこ)に塗り込めてゆくように



恋するおもいや希望を


破れる悲しみや怒りを


疲れるこころや癒しを



安らぎや慈しみや


愛や憧憬や



温かく明るい色の栞を


暗く冷たい色の栞を



想いに落としてゆくように


心に刻んでゆくように



伝える手を通して


心を物語に与えて


命を塗り込めてゆく



なにかの碑を刻むことなのか


あらたな生命を生むことなのか



わからない



意味も


意義も



わからない



なにもかも



それでも



読みつづけるのだろう



栞を挟んで



書きつづけるのだろう



想いを込めて





(おもい)を進む道へ挟みつづける


物語(じんせい)書き(あゆみ)続ける


自らが選んだ物語の(おもい)


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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵な詩です! 心に響きました! みなはら様の詩が大好きです。 [一言] 栞は昔も今も使っています。 可愛い栞があるとつい欲しくなってしまいますね。
[良い点]  書き続ける意思をも書ける強い筆♪筆者ですね。 [一言]  栞が素晴らしい想いを乗せる物だと教えていただけて感謝します♪  本の紐、垂らすと尻尾みたいで可愛かったのに最近の本には見ないです…
[一言] 私の場合、栞を挟むのは「期待」ですかねー。わくわく感があるから、1ページも漏らさず読みたい気持ちの表れ。 書くことは、挟むというよりは、針で糸を通すような。手縫いの感覚かなぁと思いました。時…
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