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現代社会はつらたん……

作者: 映向神灯

昨日の夜、思いついた小ネタです。

「ねぇ、わたしキレイ?」


 その日、塾でわからない問題があった俺は質問をしていて遅くなってしまった。

 だから普段は絶対に通らないことにしている公園を通り抜けようとしたところで、一人の女性に声を掛けられた。

 今は8月だというのに深紅のコートを着ていることから、やべー奴だろうと判断した俺はさっさと無視して通り過ぎようとした。


「ねぇ、わたしキレイ?」


 その女はしつこく俺に話しかけてくるが、無視。

 変質者にかかわっている暇なんかない。

 早く家に帰って買ったばかりの小説の続きを読んで、感想をSNSに上げないと。


「ねぇ、わたしキレイ?」


 いい加減しつこいので超絶テキトーに返事をしてやった。


「はいはい、綺麗なんじゃないんですか。多分。もういいですか?いい加減しつこいですよ……」

「……これでも?」


 そう言うと女はマスクを取ろうとした。

 俺はその行動に激昂し数歩下がって加速をし、ドロップキックをお見舞いする。


「……てめぇ、このご時世に人前でマスク外そうとするとは何事だっ!!恥を知れっ!!!!!」


 俺はそう怒鳴り散らし、気が済んだので女を助け起こそうとしたがもうそこに女はいなかった……。

続かない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは。ヤムです。 口裂け女に真面目に注意するところが笑ってしまいました!
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