異世界転移の錬金生活510 おっぱい
前回名づけ回の続きである。
ミツバチさんの女王バチに関してだが、ダンシングクイーンといったよな。
それをグレゴリーズにいったら即、鈿女さんで決定した。
猿女とどちらにするか迷っているようだった。
カルメンもいいけど花瑠璃とかぶるね、とかいっている。
前回さらっと書いたが、ピクシーちゃんは火華ちゃんだ。
アラクネさんは美雪さんだ。
運動会でのイメージそのままで名づけた、といっていた。
グレゴリーズは意思の疎通が可能なので、そのまま彼女たちにも伝えた。
まあ喜んでいるようで、早くつけてやればよかった。
ミツバチさんの働きバチ部隊は、相変わらず名なしである。
全部つけて、そのうえで見分けるのは神様しかムリだ。
神様だってムリかもしれない。
宇宙人だって実は万能ではない。
ウズラさんはまあ、そのままである。
ミツバチのウズメさんと鳥のウズラさんという取り合わせである。
生産者同士、名前まで似た感じになっている。
偶然とはいえ、これはおそらく偶然ではない気がする。
そういうわけでミユキさんの話である。
まあ、おっぱいが出てるので困るという話である。
ホノカちゃんが特に気にしているのは、いうまでもない。
グレゴリーズも気にしている。
おっさんがヤラしい目で見なければいいらしい。
そんなことをいわれても。
オトコでそういう部分に自信のあるヤツがいたら見てみたい。
見なかったことにできたり、視線を紳士的に外したりできるヤツだ。
所謂モロ出しだぞ。
ヌーディストビーチみたいな感じなんだぞ。
でかい胸部装甲はともかく中央のぷっくり膨れているピンクは見ざるを得ない。
乳首とか乳輪とかいってはいけない。
そういわれると余計に目が離せなくなってしまうからだ。
あれって絶対見てほしいから、あんな色で色分けされているんだよな。
変なおっさんに見てほしいわけじゃないんだろうけど。
姉や妹がいる人は、いったい今までどうしてきたんだろうか。
見なかったことにできたり、視線を紳士的に外したりできるのか。
しかしそのせいで、ミユキさんはおっさんが好きなんだそうだ。
ちょっと考えたらわかるが、意味がわからない。
食べちゃいたいぐらいに好きだといわれても、非常に困る。
エッチしなくてもいいから食べたい、といわれたおっさんの気持ちがわかるか。
食欲は、性欲とダイレクトにつながっちゃっているのだ。
よく考えると、人間であるおっさんも意外とこの感覚はわかる気はする。
日本人でこういう感覚に襲われ好きな金髪美女を殺して食ってみた人がいたよね。
カニバリズムというのだったか。
同情はするが、そういう感覚でおっさんを見てほしくはない。
ホノカちゃんも実は、そういう感覚でおっさんを見ているのではあるまいな。
おっさんの身体は一つしかないので喰わないで、と強くいいたい。
腕一本でもいい、とかいわれても、イヤとしかいえない。
絡新婦はいいよ。
八本もあるから一本ぐらいでは機動性能は変わらないんだろう。
昆虫系は外骨格関節で外れやすい構造だしね。
人間はそんな簡単に、外れたり他人にやったりできない。
そういうわけでミユキさんは、ヤラしい目で自分を見続けている。
フラれたからって、気にもしていない。
おちおち自慰もできない感じだ。
欲情されて喰われちゃかなわん。
ホノカちゃん他の必死の説得でミユキさんはユニフォームを着るようになった。
でも、おっさんと二人になると普通にヌギヌギしだす。
すぐにヌーディストビーチ状態になって意味がない。
特にいかんのは、中央のぷっくり膨れているピンク部分だ。
嬉しそうにニコニコしても、ダメなものはダメである。
ちなみに下半身はモロクモなのでエロ要素はない。
いくらおっさんが変態でも、クモボディに欲情できそうにない。
そういう意味では、完全にヒトのボディであるホノカちゃんの勝ちである。
勝ち負けなのかと訊かれると、さぁ、としかいいようがない。
ホノカちゃんはスリスリ攻撃をよくしてくるようになった。
頭ナデナデもおっさんによくしてくる。
こういうのって、自分にしてほしいときにやる感じだ。
やり返す感じでやってやると、ニコニコして嬉しそうだ。
ライバルが登場して、ちょっと危機感が出てきたのかもしれない。
でも、高速ホノカちゃん輸送で一緒にいることは多い。
相変わらず体調がおかしくなり、イヤなのも変わらない。
しんどいときは結局抱いて寝る感じも、今まで通りである。
ホノカちゃんは服を着て強くなったので、みだりにぬいだりはしない。
抱いて寝るときに、いちいちミユキさんみたいなトラブルを抱えちゃかなわん。
まあ彼女はツルペタなんだけどね。
しかし、中央のぷっくり膨れているピンク部分はついているため、見ちゃうだろうねどうしても。
アレはなんであんな色をしているのだろうね。
ロリコン的なことをいわれても困る。
何度も言うが、ホノカちゃんもミユキさんも、実はいくつだかわからない。
結構な高齢者である可能性はそうとう高い。
その状態で、いまだに成長の余地がある魔物はすごいなと思う。
まあ、形態から見てゴールは近いのかもしれないが。
だからこそ、番いを求めて必死なんだと思う。
長々とバカなことを話していると思っているだろ。
しかし、おっさん始め当事者は意外と必死である。
恋愛沙汰や色恋沙汰って、他人から見ればこういうもんだと思うんだ。
読み返すおっさんも、自分のことながら実にバカらしいと思うからね。




