表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/84

連 忠正 むらじ ただまさ

男性

56歳

セールスエンジニア


担当女神:エウリュビア


攻撃:4

防御:10

速度:2

知能:2

幸運:7


「ちょっとくらい硬くてもスライムじゃあねえ……」


■■■テンセイ■GO■!■■■■■


(なんだここは? 病院の地下か何かだろうか)


 忠正は死んだという自覚がなかった。

 体調を崩して入院していたが、軽い胃潰瘍だと聞かされていた。


(ボイラーの音も聞こえない。まさか霊安室みたいなところに間違って連れてこられたわけじゃないだろうな……)


 がちゃっ。


「はいここ、オレの自慢のスライム道場!」

「えー? こんな暗いところに連れ込んで何するつもり~?」


 若い男女が部屋に入ってきた。


(ここだ、ここだ。早く病室に戻してくれ)


「え、何って、レベル上げだけど」

「……あ、うん、そうね」


(よくわからんが、少年、今の受け答えは大人になってから悔やむかもしれんぞ)


「? なんで怒ってんの?」

「は? 怒ってませんけど」


 ぼっこんっ。

 クリティカルヒット!


(ああ、意識が薄れる。これで夢から覚めて病室に戻れるといいが――)


「すっげ、クリティカル出てんじゃん。どうやんの? どうやんの?」

「知らないわよ、勝手に出た。早く帰ろ」


「なんで怒ってんだよ~……」


■■■ザンネン■マタ■ライセ■■■

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ