竹政 龍児 たけまさ りゅうじ
男性
26歳
刑務官
担当女神:パンディア
攻撃:3
防御:4
速度:4
知能:7
幸運:7
「刑務官が独房のような部屋に……何の因果かしらね」
■■■テンセイ■GO■!■■■■■
「無心、無心、無心……」
龍児が石の部屋で気づくと、部屋の隅で黒衣の男が唱えていた。
(修行僧か……?)
「そして出現から狩るまでのタイミングをずらし、乱数を――」
ガチャ。
「む!?」
「あっ、ごめんなさい!」
(赤く光るオーラをまとった少女! な、なんだ? 修行の果てに何か降臨したのか? ……ドアから?)
エーミィが、身構えた黒衣の男に弁解する。
「あ、あの、このPK判定は間違いというか、本当に人を傷つけようとしたわけじゃないんです。その相手とも和解……というか、なんかさっきまで普通にお話して過ごしてたし、ほんとに……」
「ここへは?」
黒衣の男は短く問う。
「あ、はい。お友だちを探してて。ガズっていう男の子なんですけど、見かけませんでしたか?」
「知らぬ」
そっけない言葉を聞き、エーミィが礼を言って去ろうとすると、
「我が出ていく。もう用はない。いや、最後に――」
ジュバッ。
(いきなり……くるか……。さりげなさすぎる……)
「ぷみぅん……」
「出ぬか。今のは、だいぶ渾身の無心だったのだが」
「出るって何がですか?」
黒衣の男はそれには答えず、すぐに部屋を出て行った。
■■■ザンネン■マタ■ライセ■■■




