表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/84

須藤 晋也 すどう しんや

男性

44歳

造園技術者 


担当女神:ケト


攻撃:2

防御:5

速度:6

知能:7

幸運:5


「異世界で重宝されそうな職業ね。新しい造園知識をもたらして貴族たらしこみそう。ま、スライムには無理だけど」


■■■テンセイ■GO■!■■■■■


 じめじめしている――と晋也は思った。

 カビでも生えそうな空気だった。


(どんな世界でもいいから、もっと緑のある、広いところの空気を吸いたいものだ)


 と、


 部屋の隅にある、緑色に気づいた。


(カビじゃないな。植物が自生している。これはドクダミか何か……?)


 覆いかぶさり、スライムの身体でもぎ取る。

 頭の中に、『これは薬草だ』という認識が入ってきた。


(薬草。何の植物かは定かではないが、とにかく薬草だということはわかった。大事に持っておこう)


 ガチャっ。


「エーミィごめん! 外で頭冷やしてたら、時間がいつの間にか過ぎてた!」


 ガズが扉から勢いよく入ってきた。

 息を切らしている。


「あれ? いない。この部屋に来てるはずなんだけど。――お、スライム湧いてる」


(この少年は安全そうだ。敵意が感じられない)


「しばらくここに居させてくれよな」


 ザンッ。


(えっ? そんな、あいさつ代わりみたいに……。ああ、薬草を使う暇が……)


「マイラからもらったナイフ、切れ味いいな~。へへっ、マイラ……。あ、こいつ薬草落とした。ラッキー♪」


■■■ザンネン■マタ■ライセ■■■

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ