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道場 駿太郎 どうば しゅんたろう

男性

12歳

中学生


担当女神:ポイベ


攻撃:6

防御:4

速度:14

知能:5

幸運:3


「まだ子どもじゃない……。なんかこっちがヘコんじゃう。がんば!」


■■■テンセイ■GO■!■■■■■


「ガズのやつ、全然(ぜんっぜん)来ない……。あたしをこんなに待たせるなんて、いい度胸してるわね、あの童貞」


 ……あたしもまだ経験ないけど、と少女がつぶやいている。

 寂しそうに扉を見守りながら。


(ドーテイって、知ってる。ぼくもそれだ。ずっと入院してて、そのまま死んじゃったから)


 駿太郎は童貞の正確な意味は知らなかった。

 が、まあ、子どもというのを馬鹿にして言う言葉だとはなんとなくわかる。


「昨日は、『ダンジョンにいいところ見つけた』なんて言うものだから、ちょっと期待したんだけど。……ううん、期待っていうか、なんかドキドキしただけ。まだ早いと思ってるし」


(そっか、あのお姉さんでもまだ早いことなのか。じゃあぼくは全然だね)


 ぽよんぽよん。

 元気出して、と思いながら跳ねてみた。


 ぼこんっ。


「クリティカルじゃないな~。もう期待するのやめとこ。たまに出るってことで」


(うー痛い。けど、入院してたときよりは、楽しかったな……)


■■■ザンネン■マタ■ライセ■■■

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