寒川 将博 さんがわ まさひろ
男性
42歳
メカトロニクス技術者
担当女神:ピロテース
攻撃:4
防御:7
速度:2
知能:8
幸運:4
「は~……。若いイケメンじゃないとやる気出ないわ。スライムちゃん行ってら~」
■■■テンセイ■GO■!■■■■■
将博はしばらく、静かな部屋で黙考していた。
(スライムと言われたからには、おれはスライムなんだろうな……)
悲しかった。
が、身体が水なので涙が流れても自覚できなかった。
(他に仲間がいれば、もうちょっと気分も晴れるだろうに。スライムって単独行動のモンスターだったか?)
世代的に国民的RPGシリーズには触れたことがあるので、スライムと言われて思い浮かぶのは、8匹集まってボンっというやつだが……。
(すこし待ってみるか)
と言っても、待つしかできないのだが。
扉を開けることができない身体なのは、すでに確認済みだった。
と――
部屋の奥のほうで、何かがキラリと光るのが見えた。
(お? お? スライム仲間が出てきた?)
慌てて駆け寄る。
カチッ。
ぷしゅ。
(あ……矢が飛んできた。罠か。こういうのもあるのか……)
■■■ザンネン■マタ■ライセ■■■




