「いじめ」楽しく行こう
【12月30日 午前7時】
【純香の部屋にて】
純香「……眠い」
暮羽「我慢して、純香ちゃん」
希望「そうだよ、私も眠いんだよ!」
純香「なら一緒に寝ようよ」
希望「そっ、それは……そのぉ……」
暮羽「ちゃんと断ってよ!」
暮羽「やだなあもう。純香ちゃんがボケに回ったら、ツッコミあたしだけじゃん。疲れるよ〜」
暮羽「誰か助けてよ〜」
暮羽「ええと、みんなが集合するのは明日なんだよね。深夜パートの方も一緒になるのは午後8時。うーん……この三人でいる時間が長いね」
暮羽「てゆうか、昼間パートさん、知ってる人多いなあ」
暮羽「あんまり新鮮じゃないような」
暮羽「いや、でも……萩香さんは一応知ってるけど、ほかの二人は……」
純香「暮羽何ぼそぼそ言ってんの怖いよ」
暮羽「わっ、純香ちゃん!?」
希望「zzz……」
暮羽「……希望が寝てるし」
純香「ま、二人起きてれば問題なく進行できるでしょ。はい、ゴーゴー!」
暮羽「純香ちゃん、やっぱノリがおかしくない?」
純香「は?」
暮羽「あ、すいませんなんでもないです」
暮羽「(小声)純香ちゃんの怖いオーラが戻ってきた……。寝起きはあんな風になるってことなんだね。ふむふむ」
純香「……(ジト目)」
暮羽「そっ、そんな目でみないでー!」
純香「うるさいなあ。さっさと始めるよ」
暮羽「う、うん……でも……」
純香「なに?」
暮羽「もう、ちょっと尺が……」
純香「は?(威圧)」
暮羽「い、いや、だから尺がもう……」
純香「は? どーゆーこと?」
暮羽「だっ、だからもう尺がないんだってば!」
純香「……おお、これ、尺とかあるんだ」
暮羽「みたいっす」
純香「なるほど。じゃあ次は8時だな」
暮羽「あ、いや、次の出番10時です」
純香「は? なんで?」
暮羽「他の人たちもいるので、そういう風になってるみたいです」
純香「……なるほど」
暮羽「じゃあ、そういうわけで」
純香「はい」
希望「zzz……」
10時の回に続く。
美紗「ちなみに尺なんてありません」