昼間パートより 騒がしい
【12月31日午後1時】
【純香の部屋にて】
純香「……それからというものの」
希望「人はどんどん増え続け」
暮羽「あっという間に」
三人「超狭い!!」
美紗「というわけで、狭いので移動しましょうか」
全員「はーい(ぞろぞろ)」
【同時刻】
【近くの公園】
美紗「まず何人いるのか数えましょう」
美紗「いち、にぃ、さん、し……」
数十秒後。
美紗「えーと、21人ですね」
希望「ちょっと小さめの学校の一クラスくらいじゃん」
美紗「はい」
純香「なにそれ怖い」
詩譜「怖いねりっちゃん」
律「ぶりっ子声出すな」
詩譜「すいません」
ネガティブちゃん「こんなに人が集まるなんて……わ、私さえいなければ……」
美琴「そういうこと言うのやめよう!?」
優香「……じー」
和香「やめて優香ちゃん。見ないで。やりにくいよ」
優香「せっかく集まったのにゲームしてるし」
和香「まあね!」
優香「……褒めてないし」
留美「わおカオス」
由香「カオスってどういう意味?」
舞良「由香は知らなくていいんだよ」
由香「なにそれ怖い!」
翔「あれ、全然男子おらん」
相思「ほんまや。俺らだけ?」
賢二「いろいろ出てくるって言ってたから期待してたのに」
奏音「……一応、いるんだけど……」
翔「なんか声聞こえた」
相思「どこおる?」
賢二「わからん」
奏音「ひどい!」
翔「あ、おった。ちっさ」
奏音「ちっさとか言わないで!」
優樹菜「そうだよひどいよ!」
賢二「待って、誰?」
相思「えー……と、高一の佐野優樹菜さんと、ちっさいのが桧原奏音くんだそうです」
奏音「年上だから!俺、年上だから!もっと敬って!」
翔「だってちっさいし。何センチ?」
奏音「聞かないでよ!」
優樹菜「そ、外の世界は怖いです。ひどい人がいっぱいです」
相思「こらそんなこと言うんじゃない」
優樹菜「ひ、ひどいこと言わないであげてください!」
翔「待って、なんで年上なのに敬語?」
優樹菜「癖です!」
賢二「すごいドヤ顔された気がする」
奏音「もう泣きたい」
翔「いいよ、泣け」
奏音「なんでそんなに偉そうなんだよ!」
翔「これが俺のキャラだから?」
奏音「……関わりたくない」
14時の回に続く。