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忘れな草  作者: 星 煖
2/4

◇◆再会◆◇


何年ぶりかしら?

成人式にも会わなかったし、10年ぶり??



私は、久々に連絡を取った彼と会える切っ掛けが出来、胸がざわついた。


『彼はどう大人になっているのだろうか?』

『会ってすぐ分かるのだろうか??』

『私に気付いてくれるのだろうか???』




会えるのが楽しみで仕方がない!





◇◆再会◆◇



飲み会の当日。



私は、久々の彼との再会に胸を弾ませ、車を走らせた。

到着目前に彼に連絡を入れた。


「お疲れ-♪もう着くけど今どの辺??」


彼との10年ぶりの会話は、携帯電話から聞こえる音声だった。

昔とは違う彼の低い声に、思わず戸惑う私がいた。


『もう、着いたよ-。 はよ来い(笑)』




そんな、彼との会話に私は、懐かしさを感じた気がした。





私は、車を駐車場に停め流行る気持ちを抑え足早に店に向かう。





あぁ。



懐かしい。




間違いなく『彼』だ。


すぐに判った。

大人になってはいるものの、昔の面影がある。



そんな彼は私に笑いかける。


私の顔にも笑みがこぼれた。

そして、私は一人の『少女』に戻る。



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