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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第1章 アラサー女子のイロイロ
17/70

17.夏祭りに行きます。

夏祭り一大決心花火大会の編。どーん…と散る覚悟で読み流してくださいませ。

「私にちょこっと時間

つくってくれるかな?」


『いいですよ』と

夏祭りの後に

彼と会う約束をした。



夏祭りは

花火でフィナーレ。

“花火と音楽の融合”と銘打って、小さな街なりに

結構評判のいぃ花火大会になっている。


女子会の面々(女子同士で来ちゃうくらぃだから、もちろん彼氏なし…)と

一緒に。


ひとしきり

夏祭りの出店をまわり

山車をみて


海岸べたに陣取って

目の前から上がる花火を

「く…首痛いーっ!でも見たいーっ!てかキレーイ!きゃーっ!心臓痛ーい!」といいつつ堪能した。

ぢつは、十年近くこの街を勤務地としていたのに

今回、初めてこの夏祭り(花火大会)に来た…。



花火が真上に上がり

見上げる空から

花火がキラキラ降ってくる…。

初めての感覚に

叫び忘れて魅入ったのを

覚えてる…。




『来年は彼氏とーっ!』


誰だ…花火の大音量に紛れて叫んでるのわ…。



あたしだって!

今から勝負なんだわ〜。


らしくなくロングの

アジアンスカートはいて。

(背が低いから、はかないよーにしてたの…)


らしくなく途中で

制汗スプレーをふり。

(正直使ったことなかったし…もらってて良かった…)


なぜか『しりとりゲーム』しながら帰っている

女子会の皆さんと別れて

彼が待ってる車へと



これまた…らしくなく

駆け寄り。

(また汗でるのにねぇ…

なんてことは考え至らず)


らしくなく可愛いあたす

(…噛むし)


「ごめんね〜お待たせー」


『いや、自分も今さっき仕事終わったところですし』


祭りもいかんと仕事しとったんやね…。


彼はアルコール飲むので

あたしの車に乗り換えて居酒屋へ。




「今年の花火はね〜。パイレーツ・オブ・○リビアンの音楽と一緒で………」と花火大会の話を

つらつらと(…いや必死に)話題をさがしてさがして…。


きっかけつかめず…。

らしくなく押し黙った。


『んで?話ってなんです?』


おぅっ…!相変わらずの

ド直球。

あたしの必死なきっかけ作りがわかったか…。



「うん。。。私ね、自分の気持ちに後悔のないように生きたいし、迷う暇があるなら、きちんと相手に伝えようって決めてるの」


だから、ちょびっと話聞いてね… と。

次回やや哀しい実話です。

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