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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第1章 アラサー女子のイロイロ
15/70

15.後ろ姿に見覚えあります。

冒険のあとには…編。待てなぃ方は、さっ…と読み流してくださいませ。

やっとこ、お目当てのデジカメを決め(ここでかなり冒険できなぃ人の本領発揮…)

レジで包装を待ってた。



ふっ…と

何気なく右に振り返って

店内をボーッ…と眺めていた。


右手前から奥に向かって上がってくるエスカレーターから

男女連れが登りきったとこで、こちらに向かって歩いて来ているのが目に入った。



…はっ!(って言う擬音語ほんっとに、ハッとした時には使うのねー…)

あっ…あの女子は〜

部署違いの梨田さん。

おぉうっ!

彼氏連れかっ!


こりゃ見ないふりかな〜。声かけるべき?

……うーん。



と決断力ない割に、かなり早い判断で

バッと首を振って元に戻した。

男女カップルを発見して

首を戻すまで


→…フオォーン…→


F1カーを目で追うくらぃのスピードに思えた。


…あたしにはね。



…………………?


ドキドキドキドキドキドキ…ドキドキドキドキ……????


今ね…ちょっと見ないふりしたんだけど〜


彼氏…視界に入ったな。

うん。見覚えある雰囲気だったよな?


あたしの後ろを通り過ぎて行ったか…。

左へチラッと

…視線だけ振った。




は…


ははははは。

HAHAHAHAHAHAHA…。



……………………。


じゃりじゃり…

『この天ぷら美味しいわね〜』


じゃりじゃり…

「砂の味がスル。貴重な体験だな…」



…やっぱりね。


あたしが、このあたしが

見間違えるハズないじゃん。



だってさ。

いっつも見つめてた

見つめ続けてきた


後ろ姿なんだから。


砂をかむ。じゃりじゃり。ほんと味もせせらもない感覚。忘れませんね。

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