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それぞれの掌に おのおのの手の甲に

作者: 歌川 詩季

 こうゆうタイトルのつけかたしてるのは、タイトルに困ったときです。

 高度を上げるごとに広がる世界に

 この大空こそがおれの翼だと

 だいそれた語りをする

 燃える太陽と熱いくちづけを交わしたまま

 割れた大地を鉤爪(かぎづめ)(つか)み上げるみたいにさ


 箱の中に閉じ(こも)るような窮屈さに

 自分の可能性を押し込めてちゃいけない

 叶わなかったのはただの残酷な結果論

 ひとつ違えば

 玉座と王冠とローブと錫杖を総取りしていただろう


 捏造(ねつぞう)の指でデザインされた未来を信じるな

 ひとはそれぞれの(てのひら)

 (いびつ)不揃(ふぞろ)いなダイスを(にぎ)りしめてる



 純度を上げるほどに澄んでく世界で

 この七色こそがおれの虹ならと

 すっとぼけたことばを吐く

 雨の星空に甘い蜂蜜を垂らしながら

 凍る砂漠をオーロラで包み上げるつもりでさ


 (かご)のわきに()けられたような疎外感で

 自分の()るべき場所を狭くしてちゃいけない

 望まれてないのもすでに承知して居直ろう

 ひとつ(ゆず)れば

 (あざな)と宮殿とオーブと宝剣を横取りされるが必定(ひつじょう)


 調律の指でリファインされた現在(いま)をも疑えば

 ひとはおのおのの手の甲に

 奇妙で唯一なしるしを刻みつけてる

 1番と2番のキーフレイズくっつけるの、嫌いではないのですけれどね。


挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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