カップヌードルな制限時間
このお話では少々不気味、不穏な描写があることがあります。苦手な方はご注意ください。また、何か嫌な感覚を覚えた場合直ぐに閲覧をやめることを推奨します。
最後にあとがきとして解説を上げています。他の解釈などがある場合は是非ともコメントなどお願いします。
二つのカップヌードルにお湯を入れた。
友「たつやー?俺の分も作ってくれてんの?」
俺「呑気にゲームしててもわかるのね」
友「ねえ、そこまで言う必要あった?」
俺「多分。きっと」
友「友ダチだから許しちゃるわ(笑)」
俺「わー嬉しいー(棒)」
友「いや、流石に棒読みすぎだろ!(笑)」
廊下の奥。玄関からチャイムがなった。
男「宅配便でーす。サインお願いしまーす」
俺「すまん。多分母親からだ」
友「大根でも送ってきたんか?(笑)」
俺「果実酒かもしれん」
玄関に行き鍵を開ける。
黒いフードを被った男が立っていた。
あれ?腹部に痛みが……。
遠くで三分後を伝えるアラームがなっている。
解説
このお話では友と俺の会話に注目してください。
題名の通りこれは「ゲーム」になっておりその制限時間「条件を満たしていれば」生存しました。
昨日の新聞の見出しに「カップヌードル殺人」という見出しがありましたね。犯人は二人の男を刺した後にカップヌードル二つを食べて出たとか。
行方は未だわからず。