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誠の旗、五十の刃 ―新選組血風録―

作者:林涼子
京の市街を震わせた池田屋の夜。
燃え上がる御所を背に戦った禁門の変。
仲間を斬るしかなかった油小路の泥。
そして北の果て、五稜郭に翻る「誠」の旗。

彼らは恐れられ、憎まれ、讃えられた。
彼らは剣で秩序を刻み、血で仲間を失い、
やがて時代の奔流に呑まれていった。

しかし――敗北の先にも物語は続く。
降伏の事務机に走る筆先。
村に帰った名を囁く土の匂い。
女たちが塩壺を守り、糸を結んだ夜。
旗の一字を解剖した学者の手。
歪んだ銀塩に焼き付けられた残照。

新選組の歴史は「戦い」で終わらない。
剣と文、血と生活、誠と沈黙が織り重なり、
百五十年を越えてなお、
読む者の胸にひとすじの糸を渡してくる。

全五十話、十万字を超える歴史小説。
「誠」とは何かを問い、旗を掲げ、旗を畳み、
最後に余白だけを残してくれる物語。
その余白に、あなた自身の「誠」を書き込んでほしい。
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