作戦会議と、
11話
「早速なんだけど、今回は妖の仕業だと私は、思うの」
「オレは、どちらかというと妖魔系だと思う」
「あの、俺そういうの詳しくないから説明求む。」
「忘れてた。昭喜お願い」
「わかった。」
昭喜の話をまとめると、
妖、神、人間という大きな括りがある。
妖は、妖怪とかそれに準ずるもの
神は、神様とかそれに準ずるもの
人間は、人とかそれに準ずるもの
妖の中でもくらいの高いものを妖魔と呼んでいるらしい。本来は別物らしいが今は、そういう解釈でいいとのこと。
「基本オレたちと高位の存在以外他の種への干渉ができない。」
「つまり、人間に干渉してる時点で高位の存在ということが確定するのよ。」
「理解した。」
「それでね、現場が結構近くじゃない?」
「まさか、いくとか言い出さないよね? 」
「それ以外何があるの? 」
「明美まじか…」
「しょうがないでしょ、手柄を立てなきゃいけないんだから。」
「それは、そうなんだけど。」
「ほら、事件は現場でなんとやらって言うじゃない? 」
「俺は、ちょっと気になるかも…。」
「晴也、まじか?」
「ちょっとだけ気になるんだよ。」
「代行者様の勘が言ってるならなんかあるのかもなあ…」
「そういうわけじゃないけど…。」
「もしかしたら近くに他の妖とか、力が残ってるかもじゃん? 行ってみようよ」
3人はわちゃわちゃしながら話し合いを続けた。
結局、現場には、日曜日に行くことになった。
話がまとまり明美は用事があると先に帰った。
晴也は、昭喜を呼び止めた。
「昭喜、あのさ、力について教えて欲しい。」
「晴也…。代行者としての力だよな、俺も詳しくは知らないんだけど、数珠に力が入った状態で胸の前で手を組んで心の底から祈るって聞いた」
「そうなんだ…。」
ちょっと適当と思ったことは、内緒だ。
「オレ、いいもん持っててさちょっと前に先代から渡されてたんだけどこれ」
そう言って指輪を渡してきた。
「これで、代行者の力体験ができるらしいんだ明日だけど練習してみれば? 」
「まじ。ありがとう昭喜。」
指輪を渡して昭喜は、帰って行った。
晴也は、指輪をはめてみた。
すると突然眠気に襲われた。
晴也は、気絶するようにソファーに倒れ込んだ。




