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83幕目 べとべと
雨宮「…殺さないと進めないんでしょ?」
瞑「なら私が」
すると、瞑はすごい速さで虫の頭をはねていった。
雨宮「すっげぇ…」
瞑「始末完了…これ、潰しておきます?」
雨宮「ああ、また湧かれたら困る」
瞑「奴らの体液、べとべとですね…ぬるぬるしてるし…」
雨宮「…変なこと考えてるだろ」
瞑「いいや、ただこれをビンに…」
雨宮「みだらなこと考えてるよね!?」
そして、瓶に詰め終ると、ナタリーがいると思われる、方向に走り出した。
雨宮「…ここからどのぐらい歩いたらいいのやら…」
瞑「多分1時間で行けます」
雨宮「…まぁ、歩きながら談笑するか…」




