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71幕目 チェンさん
雨宮「…これで全部かな?」
すると、後ろからチェンソーの音がした。
雨宮「…人間じゃ…ないよね…」
それは、人間の皮を被った怪物だった。
雨宮「…出口は…奴に封鎖されている…」
ナタリー「…カゲに連れて行ってもらうのは?」
カゲ「今は無理―、こめでいっぱいー」
すると、音とともに現れたのは瞑だった。
瞑「参☆上」
雨宮「…そんなキャラだっけ」
すると、瞬く間に怪物を切り刻んだ、そして、私の目から見えたのは、背中に赤い枝が、うっすらと見えた。
雨宮「…チェンソー持ってたのね…」
瞑「ああ、そうだ」
赤い枝が消えていた…なんだろ…あれ。




