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68幕目 婆娑羅
すると、でかい男の人が、脇差を振った瞬間、影はすっとかわした。
雨宮「中々の手馴れだな…」
すると、影はでかい男に斬りかかって、傷をつけたが、すごい筋肉で組織まで断ち切れなかった。
雨宮「…」
瞑「マスター」
雨宮「ああ、わかってる…ただ、あいつらはあいつらなりの名声があるだろうが…」
命令を無視して瞑は走り出した。
雨宮「…どうなっても知らないよ…」
影は名にぼっこぼこにされていった。
雨宮「…男の人も固まったままだし…」
????「嬢ちゃん…なんだそのバカ力」
瞑「…」
すると、こっちに向かってきた。
瞑「あの方、手足をもぎ取ってもよろしいですか?」
雨宮「やめなさい」
????「…嬢ちゃんに助けられるなんてな…」
雨宮「…どこかの極道?」
????「…どうしてわかる」
雨宮「その体つきでだ」
????「婆娑羅組だ」
雨宮「…わかった…覚えておくよ…」




