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62幕目 ゆっくりとした目覚め
雨宮「…うっ…もう朝か…」
昨日は寝させてくれない夜だった…ほんと…
雨宮「…そうだ…外の様子を見に行かないと…」
屋上には白鷺が外の様子を見ていた。
雨宮「…おはよう…」
白鷺「……」
雨宮「何見てるんだ?」
白鷺「いえ…ただ考え事をしてたんですよ…」
雨宮「…どういうのだ?」
白鷺「瞑さんいるじゃないですか…」
雨宮「ああ、あのむっつりの?」
白鷺「殺されますよ?まぁ、私が殺されなければいいですけど…瞑さん…実はですけど、ただならないオーラが出てて…持論ですけど、なにかの神じゃないかと…」
雨宮「…まぁ、私も感じたよ、そのただならないオーラは」
白鷺「…まぁ、なぜあなたを好きなのかはわからないのですが…」




