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55幕目 引き上げ
雨宮「またおぼれてる…」
名の体を触った途端、背筋が凍る感じがした。
雨宮「っ…」
瞑「…ふぅ」
雨宮「ねぇ…」
瞑「なんでしょうか、マスター」
雨宮「…いやなんでもない」
いや…今さっき本当の寒気がした…なにか…あるな。
雨宮「…まぁ…いいか」
そしてシロはというと
シロ「…あーれーまー」
クロ「秘儀、水攻め」
シロ「あづいー」
サウナに入っていた。
雨宮「上がるか…」
私はもう限界だった、そしてその後にずらずらと上がっていった、まるでカルガモの親子みたいに。




