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33幕目 バイパス
雨宮「そういえば、どういう原理で影から影に移れるの?」
カゲ「あー、来る?」
雨宮「何そのうち来る?みたいなテンション」
カゲ「まぁまぁ、つべこべ言わず入れ」
すると、足元が闇に覆われていった。
雨宮「ちょ…」
すると、真っ暗な世界が広がった。
雨宮「…ここは…」
カゲ「ここ、バイパス」
雨宮「どこにいるのよ…」
カゲ「ん?すぐそば」
雨宮「すぐそばって…どこにもいないじゃないか」
カゲ「…影と同化してるんだよバーカ」
そして上に押し上げていった。
雨宮「…真っ暗闇だね…」
カゲ「そうだぞ」




