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205幕目　謎の力

雨宮「…これ…硬いだけじゃないか？」

アリス「それにしても、あの男の子、そのキューブを触って青い光が出たんでしょ？」

雨宮「まぁ…そうだけども…」

アリス「持論だけれどね…その男の子にだけ作用するものか…特定の特徴を持った人だけが使えるものか…」

雨宮「私は前者のやつだね…」

アリス「その確証は少ないんだけどね…でもあの子は確実に別人に入れ替わっていた、じゃあ男の子の自我はどこに行った？」

雨宮「深層心理…ってことはないかもな…」

アリス「いや、それがあるんだ、前にリカルダの深層心理入ったでしょ？」

雨宮「そうだね……」

アリス「本当の人格はそこにいるって…ということは…」

雨宮「彼の中に謎の力が働いて深層心理にいた人物をたたき起こした？」

アリス「…幼い男の子だぞ？そんな大人めいたやつがいたら、ビックリロックリーだぞ」

雨宮「…微妙に反応に困る反応はやめて」