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196幕目 古代の物
雨宮「…頭にのせても何も起こらないね…」
ミスティ「まだそれをいじってる…」
雨宮「ひんやりするんだよ…ほえー」
ミスティ「ひんやりね…そういえば…これ、過去の履歴見たが、古代の物ってね…誰かが先にいたのかな…」
雨宮「…あんたはここにいつ来たのよ」
ミスティ「ん?あんたが来てから、私が来たって感じ」
雨宮「…一と別れてるけど…大丈夫なの?」
ミスティ「ああ、一とは契約を結んでるけど、自由に動けるんだよね」
雨宮「だから…ね」
…外から悲鳴が聞こえた気がする。
雨宮「…なんだろ…子供が何かやったのか…?」
外を見ると…化け物が子供を殺そうとしていた。
雨宮「まずい!」
私は窓から飛び降りて、奴の顔めがけて剣を振り下ろした。
 




