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177幕目 平穏
雨宮「………」
リアムの体には、刃物が貫通していた。
リアム「グゥゥゥ…」
リカルダ「なんで…なんでなんでなんで!?!?」
リアム「俺が言っていた言葉…もう忘れてないよな…」
雨宮「……戦争を…」
リアム「止めに来た!!!」
リカルダ「放せ！」
リアム「だから…お前とは…一緒だ…」
リカルダ「マス…ター…」
そして、リアムはリカルダの命をもらった。
リアム「……すまない…この命は…もうなくなる…」
雨宮「手当は…」
リアム「必要ない……惡喰だっけな…そいつにこれを…渡してくれ…」
そのメモは…走り書きで書かれていて、血でにじんでいた。
雨宮「…終わった…」
私はリカルダとリアムの遺体を建物の外にやった。
雨宮「……シロ…！」
シロ「えへへ…」
惡喰「あー、後でストゼロのみてー」
雨宮「生きてたのか!?」
惡喰「ああ、奇跡的にな…」
