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148幕目 硬質
ナタリー「まだか?来ないのか?」
ユリア「じゃ…私から行かせてもらうよ…」
向こうは一人、こっちは二人…いや何人かわからんな…
雨宮「…君、変な手を使うね…」
私はすぐに小細工を見破った、だぶだぶな服を着ているが、見えないところに何かを隠してる…
ナタリー「ああ、そうだな…」
すると、ナタリーは今まで封印されていた力を開放して、あいつにぶつけた。
ユリア「こんな…奴だっけ?」
ナタリー「私はなぁ…あの後も筋トレを続けてたんだよ!」
雨宮「…その結果、胸がでっかくなったんだね」
ユリア「なんだそれは…」
私はあいつを笑わせて、隙を作った。
ナタリー「何わらってんだよ」
ナタリーは奴の心臓の位置に刃物を構えていた。
ユリア「へぇ…そう来るんだ…でもね…無意味なんだよ…
そいつに刃を入れようとしたが、カキンと金属同士がはじけあう音が鳴った。




