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105幕目 氷
迂回しようとしたら、背筋が涼しくなった。
ミスティ「…なんだ?またボコされたいのか?」
????「いいや、今日はこの女に用がある」
ミスティ「なんだ?寂しがり屋か?」
????「おまえ…あの場にいただろ」
雨宮「何の事かしら…」
????「そうしらばくれるなよ…」
ミスティ「…下がれ」
そう聞こえた私はミスティの後ろに下がった。
ミスティ「それに、お前の思ってることなんて、つかめてるんだよ」
????「そうか、なら死ね」
ミスティ「おっと、雨宮、遠くに逃げてくれ!」
雨宮「わかった」
雨宮は向こうに泳いで逃げていった。
アリス「これで…やっと能力を使えるわね…」
 




