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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。

星降ル夜ノアリアドネ

作者:東上春之
【不定期更新】不定期更新でごめんなさい。
 
「ファーレス」。それは世界の運命、戦争の形を大きく変えた革新の結晶。
 二〇三一年に日米共同で開発されたその人型兵器は戦争という行為を一方的な殺戮へと変えた。その圧倒的な力の前に侵攻を企てた各国の軍を壊滅させ、甚大な被害を与えた。
 二〇四六年に戦争が一時終結したことで世界は「自由共和連邦」と「新世界統合同盟」へと二分された。
 西暦二〇五〇年八月十八日、この日、日本国防軍は自由共和連邦を共に形成する同盟国である「ヨーロッパ統一連邦」からの要請で「祈上雄一郎大佐」率いる第一機動大隊をドイツ州ハンブルクにて行われていた第五世代ファーレスの完成セレモニーに出席させていた。

 セレモニーは予定通り進行していたが、閉幕した直後、三発のミサイルによって突如会場が爆撃され、瞬く間に基地全体は火の海に包まれていた。
 基地全体が混乱と業火に包まれる中、襲撃者達は最新鋭のファーレスを強奪しようと企てた。機体を奪われ、撤退される寸前、ある一人のパイロットが襲撃者達を壊滅させ、敵勢力に最新鋭機の情報が渡るのを未然に防ぐことに成功した。
 以上の情報は後に「ハンブルグ事変」と呼ばれるこの事件を「一条和真特務中佐」から聞き取ったものであった。

 そして、二年の時を経て旧市ヶ谷駐屯地跡地に門を開く「日本国防軍第一士官学校」にとある生徒が入学することになる。彼の名前は「祈上晴人」。今は亡き祈上雄一郎故少将の一人息子であり、あの日全てを失った悲劇の少年である。

 晴人が入学する第一士官学校には両親または血縁者に軍人がいる者によって構成される「軍属派閥」と血縁者のいない「無血派閥」が存在していた。
 学内の不穏な雰囲気を感じ取っていた晴人は初日から警戒を強めていたが、父が軍人でしかも故人とは言え、少将であったことが災いし、入学早々学内のいざこざに巻き込まれていくことに。
 しかし、学園生活の裏では世界各国の思惑が複雑に絡み合い、日常が日常ではなくなっていく。
 晴人の学園生活は一体どうなってしまうのか。

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現在Twitterを開設しており、「東上春之」と検索すればヒットしますのでフォローしていただくと更新情報などを一早くキャッチすることができると思います。
第一章 戦乱の始まり
第一話 戦乱の始まり
2023/06/19 01:01
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