用語集②(※随時更新)
※本編序章を見終わった後に見て下さい
※重要なネタバレも含みますので、気を付けて読んで下さい
魂機船
いわゆるスクリュープロペラを推進力として進ませる船
帆船ではない
ソウルでプロペラを動かすが、ただのソウルでは当然動かない
船を動かす様な大型魂機専用ソウルを使って動かす
小型のものもある
ウィークアップル
第三大陸中立西貿易港『ダリルコート』の名産品
普通のリンゴとは違って、独特の酸味とほどよい甘みがクセになる
そのまま食べてもよし、焼いて更に甘みを高めるのもよし
ウィークエンドの森
第三大陸『リーバイド』を南北に分断する形で生い茂る巨大な森
ダリルコートから真反対の中立港まで真っ直ぐに伸びている
高々と生えた木々、そして先も見えない程の濃い霧のせいで方向感覚が無くなり、この森に入った者は『一週間迷って死んでしまう』と言われている
付いた名が『ウィークエンドの森』
実際は森に大量に配備されたあらゆる『魂機』により、迷いやすくなる環境が生み出されている
森にひっそりと建てられた『教会』を守るために、管理人である『紫村リト』が配備した
人種遺伝論
全ての人は『人間』と『獣人』の遺伝子を持っている
そのどちらかが濃く現れる事で『人間』か『獣人』かに別れる
つまり、人間なのに獣人の遺伝子を、獣人なのに人間の遺伝子を、人は持っているという事
だが血縁や家系により、その『濃さ』は上がる
『確率』と言った方が正しいかもしれない
しかしあくまでそれは確率…
例え血縁が人間のみであっても、偶発的に『獣人』が産まれる事がある
だからこそ、『全ての人は人間か獣人かどちらかの人種に産まれる』
それを証明した論理が『人種遺伝論』
あまり知られていない論理ではある
だがこの世界にとっては常識である
重練魂
下位魂術を2つ以上同時に練魂し、同時か順番に発動させる技術
技術であるため、努力次第で魂術を使える者であればいつか出来る
サンドスワロー.50AE
銀色の本体に黒色のグリップ、しっかりとした『銃』という印象を誰が見ても受ける形をしている大きめの銃
小柄な人や女性が撃てばその反動でのけ反る事間違いないだろう
別名『砂の燕』
フレール・ルフエスの愛銃
叛逆十字架
イェロンの持つ十字架が3つ繋がったネックレスの名前
所持者のソウルを倍増させ、威力や効果を最大3倍まで倍増させる事が出来る機構が組み込まれた『武魂』
ネックレスの繋ぎ目の部分にソウルを流し込むと『ネックレス形態』と『戦闘形態』に自由に変えられる
戦闘形態になれば、人ひとり程の大きさとなった大きな十字架を3つ浮遊させ、それを自由に操作する事が出来る
更にその十字架から『魂術』を放つ事も出来る
イェロンはそれらを使いこなすのに4年かかった
叛撃十字架
ジンビスの持つ、自分の身長と同じぐらいの長さである鉄製の大きな十字架
十字架の下の先端部分が柄になっており、そこを持って十字部分をハンマーの様に振り回して攻撃できる武器の名前
かなりの重量級武器
柄の先に付いた『半球体の赤い宝石の様な物』にソウルを流し込む事で、十字架先端部分に埋め込まれた砲口からソウルの弾を撃ち出せる機構が組み込まれた『武魂』
流し込むソウルの量や質を変える事で、撃ち出せる弾を撃ち分ける事が出来る
ジンビスはこれを使いこなすのに3年かかった
武魂
イェロンの持つ『叛逆十字架』やジンビスの持つ『叛撃十字架』らがこれにあたる
正式名称『魂構搭載型可変・可動式駆動武装』
通称として『武魂』と呼ばれている
ソウルをエネルギーとして駆動する機構…『魂構』を搭載した武具
武具のある箇所にソウルを流し込む事で変形・駆動・動作するギミックが仕込まれている
イェロンやジンビスの持つ武魂は紫村リトが作った武魂だが、元々は他大陸で研究開発されていた『技術』を真似て作ったらしい
魂榴玉
野球ボールぐらいの大きさの丸い魂機
玉の中央に小さなくぼみがあり、そこに埋め込まれているスイッチを押し、約2~3秒後に真っ二つに割れて様々な効果を発生させる
効果は魂榴玉によって違う
形はモン○ターボールに似ている
閃光魂榴玉
真っ暗な部屋で急に電気を付けた時の眩しさの10倍程の光量を放つ魂榴玉
…光なのだから『フラッシュグレネード』なんじゃないかと思うが、それほどの『光量』を発するために必要なソウルの量はかなり多く、魂榴玉の周囲に発生する衝撃は大きい
ゆえにその衝撃と光による『スタン』…気絶を引き起こせる力は一応ある
煙幕魂榴玉
ちょっとした広場であれば埋め尽くせる程の煙幕を放つ魂榴玉
カラーバリエーションは色々あるが、『薄黒い煙』が一般的
『煙』のため、吸っても人体にはそう影響は無い
ボールライス
おにぎり
ブレッドサンド
サンドイッチ
シーリーフ
わかめ
…え?
わかめは『シーウィード』とかそう呼ぶんじゃないかって?
知りませんそんなこと
出港状
その船がどのような船なのかを識別するための、港から発行される書状
商船、遊覧船、私用船、旅客船等のどの船に属するか、船の規格等の船自体の詳細、積荷の種類や乗組員の人数、目的地や出港地などなど…いわば船の『身分証明書』
もしもこれが無い場合、おおまかに言えば『海賊』として認識されてしまう
だが大概は船の旗などにどんな船か分かるような印がついている
導魂率
ソウルの流れやすさの度合い
『導電率』と同じような意味合い
ソウルは物体に纒わせると、纒わせようとしたソウル全てが物体に纏うわけではない
電気でいう『抵抗率』というものがソウルにも存在し、物体との相性が悪い(導魂率が低い)と空気中にある程度霧散してしまう
数値で表せば、『導魂率80%の物体で出来た剣』に『100』のソウルを纏わせたら『80』ぐらいになってしまう
だがこの『導魂率』が高いと空気中に霧散するソウルの量は限りなく低くなる
『導魂率100%の物体で出来た剣』に『100』のソウルを纏わせたら『100』のまま纒わせる事が出来る
また、導魂率が100%を超える場合…例えば『導魂率120%の物体で出来た剣』にソウル『100』を纒わせた場合、ソウル自体は増減せずに『100』のままだが、時間経過によるソウルの自然霧散の時間を大きく伸ばす事が出来る
1時間で纏わせたソウルが自然霧散する場合は2時間になるなど、導魂率は高くて損はしない作りとなっている
どんな物体が導魂率が高いかは…ちょっと面倒なので書きません
孔名
第二大陸の『王』達につけられた別称のこと
『獅子閃煌王』『熊猛死皇帝』『柳緑花将紅』がこれにあたる
コンクルート
石と鉄を混合させ『ソウル』により強度と軽さを両立させた灰色の建設素材
まあいわゆるコンクリート
しかしアルミニウムぐらいの軽さ
しかし鉄を超える強度
原理は…説明するのもめんどくさい
とにかくそういう不思議素材って事で
アスファウル
石や炭を主原料に『ソウル』を混合させて作られた道路舗装用材料
まあいわゆるアスファルト
しかしアルミニウムぐらいの軽さ
しかし石を超える強度
原理は…説明するのもめんどくさい
とにかくそういう不思議素材って事で
フードキューブ
結構前に出た『スープキューブ』の食材版
食材を超圧縮して四角形のサイコロ状にしオブラートに包んで食べやすくした物
そのまま食べる
味はその素材ごとに異なり、肉ならばジャーキーのような、果物ならばドライフルーツのような味になる
大きさは角砂糖よりも大きめぐらいなので正直食べごたえはない
が、食材を超圧縮したもののため、食べたあとの満腹感はかなり大きく1つで十分お腹いっぱいになる
栄養価も調節しており、下手に何か食べるよりもこれを食べた方がずっと健康的である
現代に言うなればカロリーメイトに近い
『躾させられる首輪』
『JCS』、『ジェイル・チェーン・スレイブ カンパニー』製の『奴隷調教用具』の1つ
『首輪』といっても『チョーカー』に近い黒色の首輪で、金属製の取付具の部分に『魂機』が仕込んである
『親機』が別にあり、そこからある一定距離を離れると電撃が放出される
『範囲距離の指定』『範囲自体の設定』『電撃威力の調整』の設定が行える
例えば『直径3メートル』の『円型範囲』を『自身の前方4メートル地点』に設定し、そこから出たら『気絶する程の電撃』を浴びせるという設定が行える
電撃放出は任意でも行える
また、この首輪を無理にでも取り外そうとしたり斬ったりした場合でも電撃が放出される
親機が中心にある必要はなく、遠く離れていても設定は出来る