用語集(※随時更新)
※本編序章を見終わった後に見て下さい
※重要なネタバレも含みますので、気を付けて読んで下さい
サークルワールド
この作品のタイトル
深い意味は特にないが、コンセプトとして『人が廻り合い、繋がる世界』というのがある
『輪廻ノ世界』とか、『円環ノ世界』とかも考えていた
エニグマ
いわゆる魔物
この世界に蔓延る怪物で、詳しいことはまだ紹介されていない
肉体が純度100%のソウルで出来ており、心臓のような『核』が存在する
この『核』は種族別の個体によって位置があまり変わらない
だが稀に、『核』の位置が異なる場合もあるらしい
肉体構成が生物とは全く異なり、血液や体液が存在しない
傷を負うと、傷口から煙状のソウルが出る
核が破壊されるか絶命すると、肉体が徐々に蒸発し、やがて消滅する
狼型、植物型、岩石型、泥土型、魚人型、熊型、幽霊型、蟷螂型、刀剣型、盾型、白鳥型、炎や氷といった素体型、蛇型、人の形をしたもやで出来た黒い幻人型、浮遊したボロボロの剣の幽剣型などが今のところ出てきた
倒してもお金とかは出てこない
洗濯魂機
現実世界でいう洗濯機
魂機がいわゆる機械の総称で、ソウルを用いて動かす機械と現在は理解していて大丈夫
詳しい説明は今後出てくる予定
魂 『ソウル』
正確に分類すると、生命に宿るのが『魂』、その魂から放出されるエネルギーが『ソウル』
魂は、生物ではなく生命に宿る為、草木などの植物にも魂はある
よって、石や水、ロボット等の無機物には魂は宿らない(ただしエニグマは別)
魂は普段、生命の『核』となる場所、人なら心臓に宿る
ソウルは、正しくは魂の宿る生命の細胞から放出される
魂が細胞を刺激し、生命エネルギーを生成させる
そのソウルを物質に纏わせればいわゆる『バリアー』のような、人体に宿らせれば『肉体強化』、傷口に向ければ『自然治癒力活性化』等、様々な効果が得られる
通常のソウルの色は薄い青色
ただし個人差もあり、濃淡や魂術により色が異なったりする
時に半透明の白色のソウルもあるが、これはエニグマの力によるもので他に目撃例が無い
トレスいわく、強気ならソウルも強く、弱気ならソウルも弱くなる
…ていうかぶっちゃけた話、手から「波ァァッーーー!!」とか出すような『気』とか『波動』とか『オーラ』とかそんな感じで大丈夫
獣人
『人間』は言わずもがなだが、その人間に獣の力が宿された人のことを指す
だが、人の外見で、獣の特色が濃く現れているのが獣人、それ以外を人間と分類している
人の染色体内の遺伝子には、獣と人の両方の性質が元来備わっている
これのどちらが強く濃く存在し、肉体に現れるかで分類する
獣人要素が濃く現れるなら、尻尾や獣耳等の獣の特性が肉体に現れる
人間要素が濃く現れるなら、体毛が薄かったり肌の色が白に近付いた色になる等の人の特性が肉体に現れる
また、獣人は人間の染色体も有する為、本来の動物が持つ身体能力をそのまま継承せず、ある程度劣化した状態でその特徴を持つ事になる
例えば犬の獣人なら嗅覚等は本物の犬には及ばなくなってしまい、鳥の獣人なら飛行時間は本物の鳥には遠く及ばなくなってしまう
じゃないと、主人公のアレスですら人間なのか獣人なのかという根本的な問題を抱える事になるため、この世界ではそう判断している
才能『センス』
ルベルやトレスが見せた『黒い腕』は、ソウルが使えれば誰でも出来るようなものでは無い
生命体のもつ特性や特徴、個性を『才能』と呼ぶ
その才能が強化され、『進化』して特殊能力として発現されたものが『センス』と言う
センスは人の『脳』にソウルが宿り刺激され、偶発的に発現する
勿論、人為的に発現は出来ない
例えば、『足が速い』才能に対して、センスは『脚力強化』と言う形で発現する
猪の獣人ならば、『突進』の才能に対し、センスは『行動に勢いを付ける』だったり、『肉体の硬質化』だったりとして発現する
センスは基本的に『自身の才能を進化させたもの』として発現するが、それが全てでは無いらしい
・『自身の長所や特技等の『才能が進化した能力』として発現するもの』
・『自身の人格や性格といった『その人自身を現す様な能力』として発現するもの』
・『自身の短所や欠点、または欲望や渇望といった『その人を補う様にして現れる能力』として発現するもの』
これらが『センス』と呼ばれるものとして発現する
しかし下2つのものは滅多に発現しない
ほぼ全てが一番上の『才能が進化した能力』が発現する
それでも全てが『才能』と呼ばれる
何故なら、長所も特技も人格も性格も短所も欠点もそれらを渇望する事すらも、その人の『才能』と呼べる代物だからだ
誰よりも優れている長所や特技も、他の誰かとは違うという人格や性格も、他の誰よりも劣ってしまっているという短所や欠点も、他の誰よりもそれを望んでいるという渇望も、全てその人その人の『才能』だからである
魂術
アリアの応急手当として使われたこの魂術は、様々な効果をもったソウルを放出する戦闘技術である
魂術を発動させるためには、まず『練魂』と呼ばれる作業をしなければならない
火や風といった属性付きソウルを体内、もしくは『魂術魂石』を通じて創り出し、そのソウルをどのような形で放出するかを決める…それが『練魂』という作業である
作業といっても、瞑想をするかの様に集中して、創り出す属性と放出するイメージを思い浮かべるだけなので、具体的な『作業』をする訳ではない
体内で創り出す場合は、体に特殊な細胞が必要で、持って生まれる人といない人がいる
属性は『火』、『水』、『氷』、『土』、『風』、『雷』、『治癒』、『光』、『闇』、そして通常のソウルの『無』属性が存在するが、他にも属性が存在するらしい
特殊な細胞も創り出せる属性が決まっており、『火』と『風』が出せる人もいれば、『光』しか出せない人もいる
放出する形は様々で、『弾』や『壁』、あるいは『剣』や『鎧』等も創り出す事が出来る
属性付きソウルを創り出し、放出する形を決めて発動する…これが『魂術』である
属性付きソウルのみを創り出すのは『練魂』ではないため、一部の人物はそうして創り出した属性付きソウルを、武器に纏わせて使用するのを主とする事も多い
これは『練魂』を必要としないという利点がある
ちなみに、生成した属性付きソウルは体内に溜めておく事が出来ず、例えばあらかじめ『火』のソウルを生成しておく事は出来ない
魂術には『下位魂術』『中位魂術』『上位魂術』の三種類で基本的に分類される
上位になればなるほど消費ソウルは増えるが威力は増し、より複雑で高度な魂術が発動される
魂術の1つに『セイント・エリアム』という物がある
これは弱いエニグマを寄せ付けないエリアを生成する術だが、他の魂術とは違い、『全属性で共通する魂術』である
例えば『火』属性なら熱気の様な退魔ソウルを回りに放出し、『風』属性ならそよ風の様な退魔ソウルを周辺に放出する
それだけ便利なら常に使っとけば良いかと思われるが、この魂術は欠点がある
それは『その場にしか発生出来ない』所である
つまり術者を追従して退魔効果が付く訳では無く、『退魔効果をその場のみに発生させる』為、移動しながらとかは無理
重練魂という、下位魂術を2つ以上同時に練魂し、同時か順番に発動させる技術も存在する
魂世記
人間という生命体がこの星に誕生してから何年経過したかを表したもの
厳密に言えば、神が人間を造り出してどれ程経ったか…というもの
ていうかぶっちゃけ西暦みたいなもんと思って大丈夫
月日、魂日について
元々皐月や水無月等の名は気候や神事(神を祭る儀式)の関連でつけられたものらしく、この作品で気候や季節の概念をねじ曲げて作ると面倒になりそうだったので、こういう形になりました
季節を4段階(春夏秋冬)に分け、それを更に3分割ずつ、12の月に分け、それぞれにその名をつけた
ていうかぶっちゃけ現実世界の暦と一緒
『~ノ日』としたのは、7日なら『なのか』や『ななにち』、20日なら『はつか』や『にじゅうにち』等のように、複数呼び方が存在するのでそれを無くす為に、『7ノ日』という形にした
各月が28分割なのは魂日を定めやすいから
ていうかぶっちゃけ計算面倒だったから
魂日についてはもう説明された様に、昔は日付の理念が無かったので、1日の始めに何かの魂に祈りを捧げて、それを7回1周期と決め日数の計算を行い、現在のような月日・魂日を定めた…というオリジナル設定
太陽(日)、月、炎(火)、水、樹木(木)、おカネ(金)、大地(土)に魂日をつける
ていうかぶっちゃけ普通に曜日みたいなもん
この月日・魂日は本編で詳しく説明するとややこしい話になるし、脱線する可能性があるのでここで紹介しました
ウェポンホルダー
シードが槍を持ち運ぶ為に使用してる、ベルト型武器携帯装備
ベルトに付いている小型機械は、拘束している武器に伝わるソウルに反応して、拘束が弱くなる
その状態で武器を取り出そうとすると、簡単に取り出せる
その後、開いたままのその機械にもう一度武器を入れると、機械が挟まり再び武器を携帯出来るようになる
シードが持つこれは旧式らしい
魂石
ソウルを放出する不思議な石
ソウルを流し込むと性質変化して放出するのと、常にその石ごとのソウルを放出するタイプがある
前者は主に戦闘用で、後者は日常生活で使用される
人工的に作れるらしいがその詳細は分からない
退魔魂石 は、エニグマが苦手とするソウルを出す石
水魂石は水属性のソウルを放つ石
水に限りなく近いソウルを放出するが、水では無いため喉は潤わないし濡れても直ぐに乾く
光魂石は光属性のソウルを放つ石
常に光る訳ではなくソウルを流し込むと光り、明るさは人工物なら調節可能にもできるが、自然物は大体眩しいぐらいのレベル
音魂石は音属性のソウルを放つ石
『音』属性とは、音波や電波、声を大きく小さくしたりする事が出来ることを指す
つまり音の増減、声の大小を調整して放つ事を音属性と言う
例はマイクだったり、叫んで大声と共に衝撃波を発生させる様な技等もこの音属性に含まれる
熱魂石は熱を発生させる石
人体に触れても問題無い程の温度(カイロぐらいの温度)に調節した炎属性のソウルを発生させ、触れた対象を温める
ていうかカイロ
上限温度を高めれば、給湯器やケトル(本編ではまだ出てきた事無いけど)として利用される
雷魂石は電撃を発生させる石
ソウルが流れると、そのソウルを使用して電撃を発生させて隣接する物体や触れた人物に電撃を浴びせる
これらのメカニズムは今後詳しく紹介する予定
魂石について
…だったが、本編で話すとものすごく長くなる為、ここで紹介します
光属性のソウルを発生させる『光魂石』
これにより照明が成り立っている
そもそも『光そのもの』を発生させる魂機を作ればいいんじゃないか?
と思うかもしれないが、『用語集』の『ライフラインについて』で書いてある通りに『電気』が無い
したがって電線やソウルを供給する線も無い
なので『光そのものを発生させる為に、ソウルの供給は必要不可欠』なのである
よって、照明を付けるソウルは必ず『外付けのソウル貯蓄出来る魂機』が必要
それだとめちゃくちゃ面積とって邪魔でしかない
ここで『光魂石』の出番
①↓
この光魂石はソウルを流すと『光属性のソウル』を放出して発光する
このメカニズムはただただ石がその性質を持っている訳ではなく、『石の中にある『細胞』がソウルを得ると、増大して『光属性のソウル』として放出する』のだ
①↑
つまり石の中にある『細胞』が、重要な役割を担っている
『魂』は普通、無機物には宿らない
機械や石に魂は宿らず、ソウルを生成出来ない事はおろか細胞すら持ち合わせない
しかし『魂石』は別
『魂石』は正確に分類すると『石』ではなく『生命体』なのだ
『細胞を持った石』…これが『魂石』
②↓
例えばコンロ…ガスコンロではなく『ソウルコンロ』と呼ばれる物で、ツマミを回すとソウル伝導回路がONになり、火属性のソウルが発生する
例えばランプ…電気ランプではなく『ソウルランプ』と呼ばれる物で、スイッチを押してソウル伝導回路をONOFF切り替え、光属性ソウルの放出を発生させたり止めたりする
②↑
ではその『スイッチのONOFF』や、『ソウル伝導回路』…そしてエネルギー源のソウルはどこにあるのか?
それは『魂石』そのものがソウルを作り出している
魂石は性質変化するものとソウルを放出するタイプがある事は前述の通り
魂石にソウルを流して火や光を放つ
逆に魂石自体が火や光を放つものもある
ここで逆転の発想
『ならば魂石そのものがソウルを生み出して、更に別属性のソウルを出せる様になれば、外付けの魂機とか要らないのでは?』
要するに『魂石だけでソウル生成も属性変化もさせる』という事
①↓↑は属性変化、②↓↑はソウル生成を表しており、①②を組み合わせて『魂石が持つ細胞でソウルを生成するのをスイッチ等で操作出来るような、その魂石が持つ細胞で性質変化を行って出したい形で放出する器を、その魂石に組み合わせて作れば全て解決する』…という事で現在のスタイルが出来上がった
電球に付けるソケットの様なものを魂石に繋げ、スイッチをONにすると一瞬だけ振動する装置をそれに連結、するとその振動で魂石内の細胞が震えて活性化、魂石に宿る『魂』が細胞を刺激してソウルを生成する
振動の代わりに一瞬だけ電気を発生させる(静電気の様な感じで)ものも用いる事もある
OFFにするなら、今度は同じ様にその細胞を止める様な振動(静電気)を流す
分かりやすく言えば『その細胞と同じ動きをする振動』を与える
いわゆる『中和』
電気も『細胞をマヒさせる様な電撃』を与える
そしてその細胞のソウル生成を止める
そしてそのソウルを得た魂石内の『もうひとつの細胞』が、そのソウルを火や火といった属性ソウルに変換し放出、この時その放出する形を変える様な『器』をその魂石の周りに付ける
照明なら広範囲かつ均等に光を行き届かせる様な電球のガラスみたいな形に、火ならその上に置くフライパン等を均等に暖められる様に円形に放出口を設けたり、現在の様な形へと次第に近付いていった
…長くなってしまったけど、大体こんな感じ
騎士
正式名称『王国騎士団』
各大陸に必ず存在し、大陸の平和やエニグマからの脅威の排除、技術の発展等あらゆる役割を担う存在
背面に盾、前面に剣を×印に交差させ、その盾の上側にライフル銃、盾の下側にスパナの絵が書かれているマーク…それが騎士の紋章である
全部で4つの騎士団に分類される
これは『全大陸共通項目』の1つ、『騎士団の組織構成は変えてはならない』で定められている為、変わる事は無い
剣戟攻戦隊…戦闘特化騎士団で、他大陸からの侵略者、自大陸内の紛争・戦争・エニグマとの戦闘を主として活動する騎士団
赤みがかった隊服を着用
守備衛兵隊…拠点防衛特化騎士団で、大陸中に存在する街々に在中し、そこを拠点に防衛・管理を主として活動する騎士団
また、住民からの『依頼』も担当する
青い隊服を着用
魂理工学隊…研究開発特化騎士団で、騎士で使用する武装開発、ソウルに関する研究等のあらゆる理解を深める事を主として活動する
白い隊服を着用
特殊殲滅隊…特殊任務特化騎士団で、通常、騎士が行わない様な特殊な環境・状態での任務を請け負う事を主として活動する
天帝家等の貴族護衛、他大陸の潜入捜査、ありとあらゆる極秘任務が例に上げられる
黒い隊服を着用
そして騎士には、『聖騎士』と呼ばれる者も存在する
その大陸でとある分野にて『最も強い』存在
力、技術、戦闘能力、そして『愛陸心』を強く持つ、スペシャリストである
騎士の団長や個人で聖騎士に着任する事もある
言い換えれば『人国宝』のような感じ
依頼
各町に常駐する騎士をまとめる支団長に、住民が困り事等を直接『依頼』として提出し、優先度、危険性、難易度を定めて騎士に展開、そして解決する…という流れ
難易度が高過ぎると展開が無いこともある
魂薬 治癒魂薬 充魂薬
魂薬はソウルを凝縮した一種の薬であり、様々な効果がある
その中でも、疲労感、ソウルの回復、自然治癒能力活性化等の効果を持つ魂薬が治癒魂薬である
失ったソウルを回復する事に特化した充魂薬という物もある
噛めば速効で効果が出るが、飲み込めば遅効で効果が出る
味は全く旨くない為、殆どの人が飲み込む
今後いろんな魂薬を出す予定
シュリップ
エビ。
焼きライス…ようするにピラフがオススメ
トビリュオ
竜のように長いヒレ、通常の魚の2倍程長い胴体、そして頭に生える角が特徴の、漁船港町『カリーチャ』の名産品
味は濃厚で、しっかりとした歯応えがある
丸焼きがオススメ
幽霊船
漁船港町『カリーチャ』の沖合いに突如出現した、謎の船
他の港町でも多々目撃される
その正体はかつて、エニグマに襲われて志半ばに死んでしまったゴウレン率いる海賊だった
死してなお魂のみこの世に残り、幽霊の様な存在となっていたため、その姿を見られて『幽霊船』と呼ばれる様になったらしい
…現在も、何故、魂のみの幽霊みたいな存在になってしまったのかは分からない
海洋武装兵団
青原ミーシャが所属する組織
騎士とは違って、専門知識が多くてコストがかかる海の部隊を新規に立ち上げるぐらいなら、元からある海の専門家の漁師達に戦闘許可を与えて、海の平和を守ってもらおうという発想から生まれた、『非公式だが公式』の部隊
ほとんどの港町に存在する
ミーシャのいる『カリーチャ』では、海洋武装兵団を海の家族と書いて『海族』と呼んでいる
冷蔵魂機
平たく言えば冷蔵庫
だが魂機なので、ソウルで動く機械
内部に、空間を冷やすソウルを放出する『冷蔵魂石』を搭載しており、更に空間を冷やして凍らす『冷凍魂石』も搭載している
大体この2つはセットで付いている
正に冷蔵庫
映像受信出力魂機
平たく言えばテレビ
だが、リアルタイムで映像を受信している訳ではない
録画して1日分に編集した映像を、一定間隔の土地に置かれた受信出力塔を経由して魂波(電波のソウルver)を飛ばし、各町にあるティレィブにその魂波が届き受信すると、ディスプレイにその映像が出力して見ることができるという魂機
つまり、1度受信してしまえばもう魂波が届かなくなっても見る事ができる
生放送は、それをリアルタイムで行うことでできる
『1日分の放送をあらかじめ作って配信』という形なので、チャンネルも3~4ぐらいしかない
全大陸共通項目
各大陸(いくつ大陸があって何という名前かは今後紹介)にそれぞれ文化や法律があるのだが、かといって『殺人OK』なんていう法律が許される訳ないので、全大陸に共通しての法律が幾つかもうけられている
それが全大陸共通項目
現在は、『騎士以外の武装組織の存在を禁ずる』、『騎士団の組織構成は変えてはならない』が判明している
また、『奴隷法』なるものもある
浄水魂機
雨水や川の水、湖水や海水等のあらゆる水を、『濾過魂石』を組み込んだ『濾過魂機』を使って純粋な飲料水へと『ろ過』する魂機
さらには家庭で使用した様々な生活用水(トイレは除く)を再び『ろ過』し、これも飲料水へと浄水させる魂機
『濾過魂石』は、水に入れると水に含まれる不純物を吸収し、取り除く人工的に作られた魂石
『濾過魂機』は、その『濾過魂石』を多数使用して、真水や生活用水など、使用用途別の水へと変える業務用魂機
浄水魂機は、その変換する水が飲料水とかの浄水のみの濾過魂機
湯水流魂機
主に風呂に使用する、水に限りなく近いソウルを放出する水魂石を搭載した魂機
さらにその水属性を持ったソウルを、今度は熱を持たせる熱魂石を用いて、お湯に限りなく近いソウルを放出する魂機
水属性のソウルを放出+熱を加えて温める=お湯のようなソウルを放出
これを行うのがこの湯水流魂機
水に限りなく近いソウルなので、汚れとかを落とす事は可能
しかし水と違って、飲んでも『喉が潤う』という感覚はあれど、実際に体には水分を摂取できている訳ではない
だが体に浴びれば汚れを落とせるし、更に水ではないので、直ぐに体が乾く
つまり、揮発性が高いということ
サークルワールドにおけるライフラインについて
この世界にももちろん、電気・ガス・水道等の概念はある
だが、それを生活に活かすという『概念』が無い
電気は機械を動かすとかではなく、静電気や攻撃方法の電撃、または天候の雷などの、ただの『属性』として理解されている
また、ガスも同様に、毒ガスや睡眠ガスとして存在はする
水道はただ水が通る道…だが、どちらかと言えば、これは生活に活かされていると言えるだろう
よって、これらの『概念』が現実世界と大きく扱いも理解も違うため、大きく世界が違う
まず、電線や電柱が無い
電気を送電する事が無いため、これが無い
光を出すものは『光魂石』を用いて照明として存在し、映像を出すものの『ティレィブ』も『光魂石』を使っている
また、機械そのものも、魂機としてソウルで動かす物としているために、『電気で動かす』という発想も無い
『ソウル』が『電気』の代わりということ
こうした世界観にした理由の1つとして、ファンタジー要素を消したく無い事と、多種族が住む世界にこういった電線や電柱が邪魔になると思ったからである
特にまだ出てきてないが、有翼族(ハーピーやドラゴンやコウモリ族等々)が確実に住みにくくなる
あと家が何10階建ての建物とかもないこの世界に、電柱とかそんなものが有りまくると世界観を崩してしまう可能性があるから
同様にガスも、火を点けるなら『火魂石』、湯を沸かすなら『熱魂石』があるため、ガスが生活を支える事がない
これもソウルで代用しているので、ガスはあくまで『気体』として認知されている
水道はそのままだが、システムが違う
水の供給システムが2種類ある
1つは各家庭にそれぞれ水を蓄えて、それを『浄水魂機』等でろ過して使用する、『自供給システム』
もう1つは、水を販売し、その水を送る設備も設置する『水売式システム』
自供給システムは、川や海等の水を汲んできて貯めておき、それを浄水魂機等でろ過して各用途に使用する
メリットは多くの家庭に設置してあり、コストがかからない
デメリットは水を運ぶのが大変
水売式システムは、水を売る専用の業者・会社があり、近くの水源から『濾過魂機』を通して、その業者と契約した家庭に水道を通すという魂機を設置して、家の各用途に使用する
メリットは水を運ぶ手間が無くて楽であり、メンテナンスも業者が行うので安心
更に水が無くなる事がよっぽど無い
デメリットはコストがかかること
さらに家によっては、既にこの契約とセットになっている事があり、強制的にお金を払う必要が出てくる
これらのライフラインは、物語を構成する上では重要なポイントではあるものの、物語を読み進めて行く上では特に重要では無いため、別に気にしなくても良い
こんなのを説明しようとしたら、めちゃくちゃ文章を使うし話が脱線しまくる為に、本編から省きました
マル
このサークルワールドの通貨の単位
円=丸=マル
円と同じ数字の硬貨と紙幣があると考えて大丈夫
ちなみにボアボスが飛ばしていたのは100マルコイン
銃について
銃は基本2種類
『充魂式』と『弾倉式』がある
同じ銃でも、充魂式と弾倉式とで別れているため、充魂式からいきなり弾倉式へと変える事は出来ない
銃自体は火薬等で撃ち出すのでは無く、ソウルで銃を動かし弾を撃つ
もちろん弾丸そのものもソウルである
この弾丸だがエニグマには効果は高く、威力が強いと風穴を空けるが、人体に当たっても痛みを純粋に与えるだけである
打ち所が悪くても気絶が精一杯である
ただし弾丸の形状が鋭く尖っていたり、威力が強すぎると人を殺してしまう
これはそもそも『銃』は対エニグマ装備の為、『肉体が100%ソウルで構成されるエニグマに対し、遠距離で攻撃出来る武器』が『銃』だから
故に強すぎる威力と尖った形状の弾丸を持ち合わせていない
ソウルにはソウルをぶつける事が一番効果的だからである
充魂式
銃のグリップ(持つところ)にソウルを吸収する『吸魂石』を使っており、グリップを握るだけでソウルが流れ込み、『カートリッジ』と呼ばれる充魂式専用のマガジンに『弾丸用ソウル』が溜まる
そのためグリップ自体が少し太く、カートリッジそのものが小さめになってしまい、ソウルを貯める事が出来る量が少ない
つまり、総弾丸量が少なくなってしまう
更に、充魂式銃は『弾丸用ソウル』よりも先に、『銃弾射出用ソウル』をカートリッジに貯めるため、それが貯まるまで弾丸を撃つことが出来ない
よって、カートリッジに一定量ソウルを流し込まないと撃つ事が出来ない
だが、弾丸を撃ちながらソウルを流し込めて弾丸の補充の『チャージ』が行えるため、自身のソウルが無くならない以上は弾切れをおこす事がない
また、自身のソウルの質と量によりリロードの速度も向上するため、達人レベルになればずっと撃ち続けるという事が可能かもしれない
現在はミーシャの充魂式自動連射小銃『マーク11』、フレールの単発小銃『サンドスワロー.50AE』が登場している
弾倉式
あらかじめ『弾丸用ソウル』を、銃の弾倉の『マガジン』に入れておき、弾を撃ちつくした後の空のマガジンと入れ換える『リロード』によって、再び弾を撃つ事が出来る機構を持つ銃
リロードという大きな隙が出来る作業があるため、充魂式に比べて戦闘では大きく遅れをとってしまう…と思われがちだが、実はそうでもない
銃のグリップに『吸魂石』を使用していないため、その分マガジンが大きく、貯めれるソウルが充魂式に比べて多い
また、マガジンをソウルで満たした際に『弾丸用ソウル』とは別に、『銃弾射出用ソウル』を生成する機構が内蔵しているため、充魂式の様な一定量ソウルを貯める必要が無い
本編では説明され無かったがその機構は、マガジン内に埋め込まれている極小サイズの魂石が、『銃弾射出用ソウル』を生成している
空になったマガジンは、『リロードホルダー』と呼ばれる物に入れておけば自動的にソウルが満たされる
マガジンの底に『吸魂石』を使用しているため、底からソウルを貯めれる事が出来る
しかし、その際のスピードは遅い
現在はミーシャの弾倉式単発小銃『カーズ52』が登場している
カートリッジとマガジンの両式とも、内部には『充魂石』というソウルを貯めれる石を使用している
また、『マーク11』と『カーズ52』の両銃に加えて今後出てくる銃は、現実にある銃をモチーフにしているため、そこらへんは調べてみて下さい(実際の名前ではありません)
魂術魂石
属性付きソウルを生成して形状変化させて放出する『練魂』が行える魂石
一種類の属性しか扱えない物もあれば数種類の属性を扱える物もある
この魂術魂石にはランクがあり、高ランクの物だと『上位魂術』も使える
練魂籠手
魂術魂石が手の甲の場所に取り付けられた手袋や籠手
あらゆる形があり、黒い革製の物や鉄で出来た籠手、グローブの様な物まで様々な練魂籠手が存在する
特殊な細胞を持たない者はこれを装着し、魂術を発動する
小型魂機船
ソウルでスクリュープロペラを回し、船を進ませる小型の船
モーターボートと似たような船
大人が5人ぐらい乗れる
リロードホルダー
マガジンと同じ様な大きさの箱が2つ付いており、そこに弾倉式の銃の底を当てると、マガジンを抜き取ったり挿入したりできる
空マガジンが入っていると、その箱の下に仕込まれた魂石によりソウルの補充ができる
瞬時にリロードが行える為、弾倉式の銃を使用する人は大体これを使う
頭名
いわゆる名字
名字ではなく頭名と名乗った理由は、名字だとどうしても『人間』のイメージがあり、『獣人』のイメージもなるべく持たせたいと思って『頭名』とした
…別にって感じがする
光魂石灯
いわゆるランタンの様なもの
壁に付いていて周囲を明るく照らす
ちなみに紹介し忘れていたが、アレスとシードを港町カリーチャに送った商人のおじさんが持っていたのは、コレの携帯版
エニグマ リュウノオトシゴ
港町カリーチャの特産品であるトビリュオに似たエニグマ
凶暴性や戦闘能力、危険性は低い
2~3匹で行動する事が多い
エニグマ リュウノツカイ
アレスが命名した、異常成長を遂げたリュウノオトシゴの名前
大きさや凶暴性はリュウノオトシゴの比にならず、戦闘能力は高い
長い胴体に鋭い目付き、大きなヒレと角と尾びれ、鎧の様な鱗を持ったその姿は、正に『竜』と言っても過言ではない
口から放たれる水流光線は、壁に簡単に穴を空けてしまうほど強力
その正体は、大量の魂石を喰らい異常成長したリュウノオトシゴ
写真魂機
いわゆるカメラ
レンズ越しに覗いた風景を、ボタンを押すことで写真として保存する事が出来る…という、まんまカメラ
専用の紙を入れる事で、撮った写真をその場で印刷する事もでき、プリンターの様な魂機を使えば、写真魂機に保存した写真を何枚でも印刷できる
推進羽根魂機
主に帆船や小型魂機船を速くしたい時に使用する、小型の魂機
羽根が回転して推力を得るため、帆船等は大きく時間を短縮できる
が、意外と値段が高い
外付けの為、どのような船にも付けられる
じゃあ全部の船にこれを付ければいいんじゃないか?と思うが、帆船なんかは特にそういった時間をかけて船旅をする事が醍醐味という所もあり、基本は付けない
設置にはソウルを使って接着する
情報伝紙
各町に起きた出来事を1枚の大きな紙に書き、それを商人や専用の伝達人を用いて町伝いに渡して行かれる紙
新聞みたいな物だが、新聞の様に何枚も重なって無い
印刷して複数枚作れる為、比較的安価である
遠く離れた別大陸の情報も書かれる事もある
港町であればなおさら詳細を知ることが出来る
自動魂車
4輪駆動の鉄の塊で、人を数人乗せて長距離を移動する事の出来る魂機
メインエネルギーはもちろんソウル
しかしソウルをとりあえず流し込めば動くという代物では無く、それ専用のソウルタンク(自動魂車専用のソウルを溜めておける魂機)で動く
ガソリンスタンドみたいに補充出来る所で補充する
ハッキリ言えば自動車
だけどあんなスタイリッシュな形は多く無い
ジープの様な物が一般的
多くは騎士が使用するため、荷物を積む事や多く人を乗せる事を重視している
非常に高価で、1台100万マル以上はする
騎士の衛兵隊が乗る『ジープル』という自動魂車は、そのジープの様な物の代表格
最高速度、乗車人数、値段、性能等々が普通の自動魂車
しかし100万マルもするため、普通に高い
逆に貴族専用車『リムルジン』は、各性能が全てジープルの上位互換された黒塗りの自動魂車
広々とした車内と小型冷蔵魂機を備えたその車は、一台500万マルもする
ちゃんとした説明や物は今後も出てくる
大陸について
全世界に大陸は5つある
第一~第五大陸まで大きさ順に割り振られており、『第二大陸』と言う様に大陸の名前とは別の呼称が存在する
ただし『第一大陸』は存在せず、その大陸のある場所から『中央大陸』と呼ばれている
どこにその大陸があるか、詳しい地図は『第四章 奴隷少女』の『奴隷売街 ~大陸と奴隷について~』にて
中央大陸・『セントレイン』
この世界で最も面積の広い大陸
総人口約1000万人
大陸の規模とは反比例して人口が少ないが、それはこの大陸の大部分が自然に被われているためである
世界地図の中央に位置する為、中央大陸と呼ばれる
他の大陸に比べて四季がハッキリと表れるので、現実の日本と似たような環境である
この大陸には『王都』と呼ばれる都市があり、そこは世界で一番栄えていると言っても過言では無い
そしてこの中央大陸に居る、『天帝』家と言う王族がこの中央大陸を象徴している
複数の王族『天帝』家の人がこの大陸を地域ごとに統治し、独自の文化や特化地域を確立している
『農業特化地域』から『奴隷特化地域』など、多岐に渡る
中央大陸王都『サニーライン』
中央大陸最大の都市
高い城壁の様な壁に街が囲まれており、街は10階以上の建物が多く並ぶ
自動魂車が多く行き交い、人も活気も他の街とは比べ物にならない
天帝レインカの家族が住む、王都を象徴する最大にして最古の王城『スカイヘイム』がある
『王都王立公園』という自然公園に似た場所は、都民の憩いの場所
第二大陸・『サンズバルトル』
この世界で2番目に大きな大陸
世界地図で言うと右上に位置する
3つの権力者がそれぞれ政権を握り、独特の政治方針を定めた地域を展開し治めている
人民を第一に考え、正しき道に大陸を導こうとする事を正義と考える獣人王族『レオンライト』族
他の権力者達に比べれば友好的である
力こそ正義であり、逆らう者はこれをもって制圧する圧制政治の獣人皇帝『ベアルランテ』族
他の権力者達に比べ好戦的である
豊かな自然がこの世界の宝であり、その自然と共に生きその自然を狩る人間将軍『狩獲猟』家
自然の摂理を乱す者には容赦は無い
この3つの勢力が日々火花を散らし、いつ第二大陸全土を巻き込んだ戦争に発展してもおかしくない
第三大陸・『リーバイド』
この世界で3番目に大きな大陸
世界地図で言うと右下に位置する
『人間』と『獣人』が別れて生活しており、お互いがお互いを嫌い啀み合っている
大規模な戦争こそ起きて無いものの、時間の問題かもしれない
人間側の重要人物に、かつて世界を救った英雄の1人が居るらしい
それも関係してか、戦況はどうやら人間側に向いているらしい
第四大陸・『フェリアス』
この世界で4番目に大きな大陸
世界地図で言うと左下に位置する
アレスの生まれ故郷
一年中安定している気候と温度、全大陸中最も住みやすいと言われる程平和である
四季もあるが極端な温度差が無いために、ちょっと暑いやちょっと寒いぐらいに留まる
シードの言葉から、この大陸には他に何か特徴があるようだが…?
第五大陸・『ヒノクニ』
この世界で5番目に大きな大陸
世界地図で言うと左上に位置する
この大陸は『鎖国』と言う制度を行っている
完全なる鎖国では無く、ヒノクニから他の大陸に行こうとする人達は何も問題無いが、他の大陸からヒノクニに入る事は出来なくなっている
当然交易も行って無い
ヒノクニから来た人も、ヒノクニの内情を話したりはしない
だが、どうやら交易やヒノクニに入る方法はあるらしい
それがどの様な方法かは現在分からない
小型繋魂機
いわゆる、小さな無線機のこと
街の範囲内なら自由に連絡が取り合える
魂波(電波や周波数みたいなもの)を切り替えれば、特定の相手とのみ連絡が出来たりする
これが更に小型化し機構をいじると『盗聴機』の様な使い方だったり、大型化させて魂波を大きく強くすると遠くの人とも連絡が取り合えたり出来る
ジェイル・チェーン・スレイブ カンパニー
通称『JCS』
『鎖と牢は躾の為に』を家訓に持つ貴族『鎖牢家』が主権を握る、大手奴隷商売企業
その規模は全大陸に及び、奴隷業界ではその名を知らない人は居ない
奴隷売買以外でも、奴隷に対する道具や魂機を開発しており、その売買や技術は一流と言える
躾させられる魂機
JCSが開発した、奴隷に鎖の付いた首輪を付け、その先に電流や衝撃を与えさせる事が出来る魂機へと繋げた物
大きさは黒くて四角い、中くらいの箱みたいな物
主に奴隷商人達が使用する
躾させられる刃
通常のナイフの刃から、鞭の様にソウルの刃が伸びるナイフ
切れ味はかなり良く、当たったら怪我だけでは済まない
しなりも良く、正に『鞭』
ソウルの量で長さも伸縮自在
刃を増やす事も出来る
スープキューブ
作ったスープを四角い形状で特殊な製法により硬め、オブラートで包んだ物体
キャラメルをイメージすると分かりやすいかも
鍋に入れて温めれば、溶けてスープが出来上がる
値段は比較的安価
『卵のスープキューブ』が登場している
ルテイク
正式名称『物体圧縮携帯魂機』
大体タバコの箱ぐらいの大きさの魂機
赤と青のボタン、矢印の上下のボタンが付いた物
シードの持つルテイクは薄い紫色だが、いろんな色がある
ルテイク上部にレーザー光線の出る射出機構があり、赤青ボタンを押すとそこから光線が出る
この赤い光線が当たった物をルテイクに圧縮収納、青い光線が出た所に圧縮収納された物を出す事が出来る
大体7~8個程の物が圧縮収納出来るため、矢印上下のボタンで収納した物を選んで出す事も出来る
しかしルテイク毎に収納出来る物が決まっているため、無限に何でも収納出来る訳では無い
このルテイクだが、物語のどこかでこのメカニズムを紹介しようと思っているので、詳細はその時に
ティールテイク
ルテイクの別バージョン
ボタンでは無く、『体勢』で出し入れする
例えば腕を交差させる、例えば剣を構える体勢をとる等、ティールテイク毎に決められた体勢をとりソウルを纏う事で、ティールテイクに入れた物を出したり入れたりする
腕輪の形をしたものが多く、現在スイがこれを持っている
腕時計みたいな物で、中央に四角い魂機と黒いボタンが付いている
基本1つしか入れられず、主に武器を収納する
出した物に腕輪から微弱なソウルが流れており、そのソウルが流れなくなった、つまり手から離れてしまって5秒後に、自動的にティールテイクに収納される
結構便利
ボタンでも出し入れ出来るが、そうそう使わない
バイオレット社
暮らしに便利な魂機、対エニグマ用の魂機を開発する会社
上記のルテイクも開発している
その規模は全大陸におよび、かなり有名
魂機以外にも、『遺伝子研究』も行っているらしい
…このバイオレット社は、今後重要な存在となってくる…かもしれない
陸王、陸妃、陸彦、陸姫
中央大陸『セントレイン』を統括する王家『天帝家』で構成された、一番の権力者達
『陸姫』天帝レインカの父が『陸王』、母が『陸妃』、兄が『陸彦』
…え? レインカに『弟』が居たらなんて名前だって?
弟なんて居ないから考えてない
もう『陸子』とかでいいんじゃない?
…というのは冗談で、この名前は『長男』と『長女』に付けられる為、次男や次女には付かない
よって次男や次女に名前を付けられる時は、その名を持つ者が死んだ時や、天帝の家系から抜けた時(天帝を何らかの理由で除名、何処かへ婿や嫁いだ時など)に引き継がれる
メリートルハーブ
麗都『メリートル』とその周辺の街で栽培・採取できる名産品のハーブ
香りが良く、煮込んだりまぶしたりする事で、料理にさわやかさとピリッとした風味を付ける事が出来る
メリーディシア
麗都『メリートル』で食用として飼育されている特産品の鹿
その肉は獣臭さが全く無く、程よい脂がのって非常に美味
野生種では無く食用の為に品種改良された、『メリートル』にしかいない鹿
前述のメリートルハーブをまぶして焼くステーキが絶品
名産品・特産品について
名産品と特産品の違いは、その物が『地域』か『箇所』かの違い
また、名前の付けられ方にもその違いが出る
名産品は、辺り一帯の広めの場所で採れる物
故に、その物が採れる地域に属する多くの街が、それを『名産品』として言える
また、その名前も、『現存する物の名前』+『その地域特有の名前』で名付けられる
例:メリートルハーブ
特産品は、限られたごく1ヶ所でしか採れない希少価値の高い物
故に、各街で特産品が違い、そこ以外では基本取引もなく出回らない(希少価値が下がる、無くなってしまう)からこそ、『特産品』と言える
また、その名前も、『現存する物の名前を変えた名前』で名付けられる
特産品は、生物や自然物なら生息地域や気候環境、街なら独自の製法や技術により作られたからこそ特産品となる
例:シュリップ、トビリュオ、メリーディシア
洗水魂玉
テニスボールぐらいの大きさの青いビー玉の様な色の玉
軽めでゴムボール以上に柔らかいその玉には、水属性のソウルが大量に入っている
ソウルを流し込みながら握り潰すと、玉の体積に見会わない程の量の水が出る
体の汚れを軽く洗い流す効果も含まれており、簡易的な風呂として旅では重宝する
水に限りなく近いソウルの為、揮発性が高く、濡れて20秒程度で乾く
細かい構造は、密度の高いソウルを玉として圧縮、特殊製法(魂術に似たような『固めて固形にする技術』)を使用して玉の形にし、その中心に練魂に必要な『ソウルを水属性のソウルに変える小さな魂石』を入れておき、流し込んだソウルと反応させて水属性のソウルを生成、その後連鎖的に水属性のソウルを玉内のソウルでどんどん生成して、結果玉を握り潰す頃には大量の水属性ソウルが全身を濡らす…そんな構造になっている
汚れを落とす効果は、その魂石に含まれている
ちなみにその魂石は、生成した水の水圧に負けて粉々になって水と一緒に流れて行くので安心安全
宿馬所
旅人や商人達の馬や馬車を一時的に預けて置ける場所
旅人はここに馬を置いて休み、商人は馬車を置いて仕入れを行ったりする
また、馬や馬車に積んである荷物も同時に預ける事も出来る為、宿馬所を利用する者は多い
利用金額は大きさや量に左右されるが、基本長く預ける程高くなる
パーキングエリアみたいな感じ
もちろん馬だけでなく、自動魂車も泊める事が出来る
更にこの宿馬所は、『馬のレンタル』も行っている
ちょっとした移動に馬を使いたい時や、預けている馬を休ませている間に違う馬を使用する時など、需要は結構ある
レンタカーショップみたいな感じ
(ややこしい手続き等は要らず、お金さえ払えばポンッと貸してくれる。 これは馬にGPSみたいな居場所を感知する特殊な魂機を付けているのと、街中に騎士が居るから逃走は難しいから)
乾風魂玉
テニスボールぐらいの大きさの橙のビー玉の様な色の玉
軽めでゴムボール以上に柔らかいその玉には、風属性と火属性が混ざったソウルが大量に入っている
ソウルを流し込みながら握り潰すと、玉の体積に見会わない程の量の温風が出る
体の水分をかなりの勢いで吹き飛ばす効果が含まれており、簡易的な乾燥機として旅では重宝する
僅か3秒程で全身ずぶ濡れになった体が完全に乾く
細かい構造は、密度の高いソウルを玉として圧縮、特殊製法(魂術に似たような『固めて固形にする技術』)を使用して玉の形にし、その中心に練魂に必要な『ソウルを風と火属性のソウルに変える小さな魂石』を入れておき、流し込んだソウルと反応させて風属性のソウルを、その風を温風として熱する火属性のソウルを生成、その後連鎖的に風と火属性のソウルを玉内のソウルでどんどん生成して、結果玉を握り潰す頃には大量の風と火属性ソウルによる温風が全身を乾かす…そんな構造になっている
その温風に『風に当たった水分を吸着させて同時に飛ばす』効果も持ち合わせ、その効果はその魂石に含まれている
ちなみにその魂石は、生成した風の風圧に負けて粉々になって風と一緒に流れて行くので安心安全
カルカゼファイバー
人工的に作られた強化繊維
軽く、強靭で、加工しやすいという、3拍子揃った素材
特殊技術で繊維の中に空気を閉じ込め軽さを実現、その空気がエアクッションの役割を果たし衝撃を吸収、通常の繊維よりもほんの少し大きいだけでどのような形状にも加工出来る
まるで『軽くて風を纏っているかの様な繊維』
加工技術には魂機の他に魂術も使用している為、ソウルの賜物と言っても過言ではない
有魂機生命体
1.生命体の肉体に『魂機』を取り付けている事
2.取り付けた魂機を通じて、その生命体を『他者』が『制御』出来る事
この2項目が大前提として生み出された生命体が『有魂機生命体』
更に『2.』について…
①他者が『有魂機生命体』の体内で生成したソウルの『操作・増減』を行える
肉体の各部位にソウルを増減して纏わすという操作が行える
②暴走・命令違反をした時に、その行動を抑制出来る様に動きを止めれる事が出来る
③あらかじめ貯蓄していた、生成しているソウル以外のソウルと、封じ込めている能力等を自由に発動させる事が出来る
等の『制御』も出来る事が可能である
それらを兼ね備えた生命体の事
E .S
人類の脅威である『エニグマ』
その生命力、攻撃力、体躯…それらを人体に適応させ『人』を超えた『人』を生み出す計画…それが≪E.S≫
魂理工学隊団長ユゥカが進めたその計画は現在成功し、更にその技術を応用して『エニグマを人為的に生み出す』事も成功している
…彼女がこの計画を立案した経緯は、今はまだ分からない
対人戦闘生体兵器:E .S サイク・ロプス
体長4メートルはある青白い単眼の怪物
額に一本角と毛が一本も無い頭から『鬼』とも比喩出来る
その体は筋骨隆々で腹筋が割れており、ボロボロの衣服の上からでもその様子が見て取れる
一番の特徴は、体の各部に取り付けられた『魂機』
ユゥカによれば、この魂機は戦闘力向上と制御する為の物らしい
ミーシャとスイを苦しめるその生命体は、『力』を持って対象を『破壊』する
分身
『技』というか『技術』に近い
ソウルを人の形に成形、自身からそれを放出して動かす事が出来る『技術』
人の形と言っても、自分と同じ姿や形や色を作るのは非常に困難
ソウルの色が薄い青色の為、色を付ける事は難しい
更にちゃんとした人形にするのには相当なソウルコントロールが必要
なので大体の分身が、ぼんやりとした人の形をした、薄い青色の分身を作り出す
しかしアーサーは、『光』の力で自分と同じ姿と色を付ける事が出来る
そして操作と言っても、自由自在に動かせる訳ではない
ソウルが『魂の力』である為、どういう『行動パターン』をするかを分身に記憶させ、その通りに動かす事が出来るだけである
つまり『5メートル先まで』『歩いて』『斬る』といったシンプルな行動しか出来ない
独自の思考回路を持つ訳ではない
かなりの努力、かなりの集中力、かなりのテクニックが必要ではあるが、頑張れば出来る
地下迷宮『アンダーライン』
王都『サニーライン』の地下に張り巡らされた王都全域に広がる広大な地下迷宮
石造りの薄暗い通路と広場が多く点在する
普段は騎士団の戦闘訓練や、王都に侵入した犯罪者を挟撃したりするのに用いられる
…造られた目的は、未だに分かっていない
情報端末魂機
直訳すると『組織・隊員の情報内容』
つまり『王国騎士団団員専用情報保存管理端末魂機』…という事
略してパソコン
あらゆる情報を保存・管理し、それを共有する事が出来る
もちろん『サークルワールド』ではインターネットなど無いため、遠く離れたパソコンと通信したりする事は出来ない
街に設置された『魂波送受信魂機』でデータの送受信を行い、街内であれば通信出来る
エリアは狭い為、街同士では通信出来ない
魂機扉
いわゆる電子扉の様な物
ボタン1つで開閉出来る
とても頑丈でロックも容易な為、研究者達は重要な施設の入口等にはこの扉をよく設置する
転送魂機
ワープ装置の様な物
カプセル型の魂機に入り、同じ転送魂機の所まで一気に移動出来る
いわゆる『才能』の様な物で、そういう『能力』を人工的に作り上げたと考えてもらった方がいい
肉体全てをソウルへと変換し魂波として飛ばし、たどり着いた先で再構築、元の肉体へと戻す
そんな感じのセンスと思ってもらってほしい
呪い
昔から存在する『呪い』と呼ばれる現象
呪術の物だったり体を蝕む力とは別物
その正体は『魂に傷を付けられる事』らしい
傷付けられた魂は決して癒える事は無く、傷も傷付けられた魂も元には一生戻らない
傷付けられた部位の魂は、その場所の肉体に『異常』を発生させる
腕の魂に傷が付けば痺れたりまともに動かせなくなったり、足の魂に傷が付けば歩けは出来ても走る事は一生出来ない
…最も厄介なのは、この『呪い』は現在治療法が見つかって無いという事
中央大陸廻国視察
本編では完全に説明が無かったが、要するに『中央大陸を回ってどこがどんな様子か見て回る視察』と言うこと
別に説明を忘れたとかでは無く、説明してもだからなんだと言われそうだったから省いただけです
言業
ことわざです
…いや、別に『諺』←この漢字で良くね?
と思うかもしれないけど、この字で説明すると元々の『諺』の意味と若干違う
…なら、もう新しい言葉作っちゃえと思ってこうしました
リムルジン『Aラウンド』
『リムルジン』が車種(軽自動車、普通車とか)で、『Aラウンド』が車名(ポルシェ、レクサスとか)
Aラウンドは普通のリムルジンと同じ見た目をしているが、燃費と速度を上昇させた上位モデル
また、エニグマ等の襲撃にも耐えられる様にボディがより頑丈になっている
このへんの説明を本編でしても、多分もう出てこないからここで
出す気もないし