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登場人物集 (※随時更新)

※本編序章を見終わった後に見て下さい




※重大なネタバレを含みますので、気を付けて見て下さい











(あかつき) アレス(17)

本作の主人公

英雄(ヒーロー)』を目指す為に世界を巡り、力とその()()を手に入れる決意をする

身長約165センチの小柄な体格で、ツンツンの黒髪が特徴

白いTシャツと青い半ズボン、赤白の薄い上着を軽く羽織っている

扱いにくい『刀』を使いこなす、その戦闘センスは高い

性格は明るく純粋だが、学校に行かなかった(行く行かないは自由)ので学力が乏しく、常識があまり無い

獣の力を『魂』に宿しており、その力を使うと頭頂部に耳が生え、獣の力が使えるセンス『獣心化(ドライブビースト)』を持っている

彼のヒーローになるための旅は続く…




白鷺(しらさぎ) シード(18)

アレスと共に旅をする、アレスの昔からの友人

冷静な判断と少し大人びた性格を持ち、暴走しがちなアレスを止めたり止めきれなかったりする

身長170センチ前半で短く薄い茶髪

白いTシャツと紺色の長ズボンを履き、茶色い半袖の上着を着ている

背中にウェポンホルダーを付けており、武器の長槍をそこに納刀する

自身の力を強くする為…そして()()()()()()()()為に旅立ちを決意する

頭脳明晰で身体能力も高い

領域内の自分を含めた全ての人物に同等の効果を付加させる空間を生成するセンス『自己中心的な世界(ワールド)』を持つ

アレスとの旅はこれからも続く…




(あかつき) アリア(15)

アレスの妹

身長155センチ前後と低めの身長

腰上まで伸びた赤みがかったストレートの長い髪が、彼女の美しさをより際立たせている

()()()()()()で足に怪我を負ってしまう

完治するも、()()が残ってしまい上手く歩けなくなってしまう

明るく元気な性格も、その出来事で少し暗めの性格になるが、明るく振る舞おうとしている

彼女の傷付いた()()、いつかきっと治るだろう…




黒月(くろつき) トレス(40)

アレスの父親であり、()()と呼ばれていた

王国騎士団…通称『騎士』という組織に所属、特殊な任務を請け負いエニグマと犯罪者(テロリスト)を主に鎮圧する『特殊殲滅隊』で活躍している

身長185センチとアレスよりずっと高いが、ツンツンの黒髪が親子共々そっくりである

がっしりとした体格を持ち、漂う風格からは歴戦の猛者を感じさせる

普段は温厚で気さくな性格だが、戦闘は英雄の名に恥じない強さをみせる

彼にはまだ、底知れぬ『力』と『才能(センス)』…そして『過去』があるようだが…?




アリス・レッドテイル(40)

アレスの母親であり、人間では無く()()である

頭頂部と腰部に、赤毛の獣耳とサラッとした凛々しい赤毛の尻尾が生えている

身長175センチで細身の体型だが、華奢(きゃしゃ)と言った方が似合っている

アリアと同じで腰上まで伸びたストレートヘアーだが、アリアよりももっと赤みが濃く美しい

心優しい声と性格で、周囲を和ませる

ソウルの扱いに長けており、治癒魂術(そうじゅつ)を使うことができる

英雄であるトレスと一緒にいる彼女にも、何か『秘密』があるようだが…?




(故人)灰島(はいじま) ルベル(??)

かつてアレス達を襲った元騎士の男

目が見えない程に黒い髪を伸ばし、茶色いコートを着込んでいた

身長は(本編では書かれてないが)170センチ後半、どちらかと言えばやせ形の細身

声は不気味で無邪気さが込められ、ねっとりと絡み付くような異常さを持つ

3年前にアレス達の前に現れた

『英雄という不明確な存在に人々が依存し、騎士の存在意義が薄くなるような世界を変える』為に、英雄そのものを消そうとしていた

アリアに怪我を負わした張本人

自らを『悪』と名乗り、目的の為なら子供を誘拐して人質にとることも平気で行う

だが、アレス達に対して助言をしたり、自分を救おうとしたアレスを逆に助けるなど、正直『完全なる悪』とは言い切れない部分もある

自身から放つ()()()()()を大小さまざまな大きさの黒い腕を生成する、『才能』を持っている

トレスは彼に()()()()人を知っているようだったが…?




ニーズ支団長(48)

農業の町『ハイトス』の住民から厚い信頼を得ている王国騎士団ハイトス支部支団長

カイゼル髭を生やした紳士風の男性

しかし裏で山賊と繋がっており、山賊が強奪した金品を裏ルートで売り捌いていた

結果、トレスに吹き飛ばされる




ラレッタ(??)

やられ役第一号

山賊達をまとめる副リーダー

だが、その戦闘方法によって『ヤラレッタ』なんて言うアダ名がつけられてしまっている

最後にシードに槍で突き刺されたが、一応生きている

その後、町に山で起きた出来事を報告しに行ったが、トレスにボコボコにされて様々な情報を吐かされる

特に何もその様子を書いて無いけど




ギノ(??) ゲノ(??)

山賊の親分の右腕、左腕の男達

手投げ槍を持つギノ、大きな包丁を持つゲノ

そこそこ強いが、シードにやられてしまう

死んではいない

ちなみに名前のモデルはキノコとタケノコ




ボアボス・ブルブ(48)

山賊達の親分

大きな猪の獣人

何か異様な()を使う

その力の正体はセンス『猪突猛進(ストロングストレート)

その力を使って犯罪行為を繰り返し、山賊の親分という地位を手に入れた

タックルが得意で、ボアボスの居た猪族の中では負け知らずだったらしい

だが、怠慢な性格と行動により力もソウルも衰えてしまい、タックルでアレスを打ち破ることが出来なかった

アレスにこれでもかという程の連撃を浴び、吹っ飛ばされて敗北する




青原(あおはら)ミーシャ(17)

漁船港町『カリーチャ』に住む少女

長い水色の髪でポニーテールにしているが、元は黒髪だった

身長約160センチ、青いボーダーラインが入ったTシャツに白いベスト、大小様々なポケットが付いた丈夫そうな薄青いズボンを着用している

海洋武装兵団という組織に属している

7年前、中央大陸から船で移動中に海賊に襲われたが、海洋武装兵団…通称『海族(かいぞく)』に助けられ、その生き様に憧れて自らも海族になろうと決める

その海族の『団長』と、その団長の祖母と一緒に住んでいた

武器は自動連射小銃(サブマシンガン)単発小銃(ピストル)の2丁を使用する

元は『青山(あおやま)ミーシャ』と言う名前だったが、海族になる際に団長から『山と海は正反対』と言われて改名した

ジョイスが行方不明になった本当の理由を聞き、ジョイスを捜すため…その理由が違うという事を証明するために、アレス達と旅を共にする




(行方不明)海原(うみはら)ジョイス(行方不明当時 24)

3年前、突如として行方不明になった海洋武装兵団元団長

物腰柔らかで優しい目をしており、心優しい好青年

幼い頃から、海洋武装兵団の『団長』になることを目指しており、それが叶った事に対して、少し不安を持っていた時もあった

とある謎の病になってしまい、誰かに感染する事を恐れてか、姿をくらました

ミーシャの憧れの人というか、おそらく初恋の人

若くとも海族の団長を努めれる程人望が厚く、その実力も高いらしい

しかしその真相は、自身に重くのし掛かった責任と重圧に耐えきれなくなり、不治の病を『感染させたくない』という正当な失踪理由を使ってそれから逃げ出しただけだった

優しすぎたが故に、彼の『魂』が耐えきれなかったようだ

センスも持っているらしく、詳細は不明だが、物体を浮かせる事が出来るらしい

ミーシャの『青原』と言う名を付けたのもジョイス

『行方不明』だが、その後の調べでどこかで生きている事が分かった




(故人)荒波(あらなみ)ゴウレン(現在 37)

海と自由を愛し、同じ海賊を襲撃したり海洋武装兵団と取引して生活していた、言わば『善良な海賊』だったが、3年前に船がエニグマの大群に襲われ、命を奪われた海賊の船長

しかし現在も生きている

だが肉体がソウルで構成された、幽霊の様な存在として幽霊船に暮らしている

3年前に自分が死んだ事を受け入れ自由に航海をしていたが、自分の乗っていた船が『リュウノツカイ』に襲われてしまい、船が沈む事を恐れたが、そこでアレス達に救われた

自分達の愛船を守ってくれた事、守ってくれた少年達を中央大陸まで送り届けた事、そして自由に航海を出来た事…この世に未練も後悔も無くなったゴウレンは、自分の死という運命を改めて受け入れ、海へと還って行った

弟がいるらしく、ゴウレンは兄である




荒波(あらなみ)ゴウトン(34)

海洋武装兵団…通称『海族』の現キャプテン

野太い声が特徴で、海族団員からの信頼もある

幽霊船が出現して騒いでいる港町を救おうとしているミーシャを、『ほっとけ』と一蹴するなどと冷たい態度とるが、無駄に危険な行動をせず、人命優先の行動を取る所等はキャプテンとして正しい行いをしているのかもしれない

ジョイスが居た頃は海族の副キャプテンであったが、その時は現在とは違い、明るく温厚かつ好印象を感じさせる佇まいだった

ジョイスの失踪理由の真相を知り、それを隠すために独り葛藤していた

再びジョイスの様な、責任や責務を一人に押し付けるような弱い団を変える為に、強い団を目指して自身を変えた

自分にも他人にも厳しくし、昔とは違う冷たい態度をとるようにしていった

しかし本当は全てミーシャの為であり、全てを告白した事で、ミーシャにもそれが伝わった

兄がいるらしく、ゴウトンは弟である




(故人)海原(うみはら)トルフィン(享年 72)

ジョイスの祖母

4年前に亡くなった、穏やかな顔と目をする美しさと気品を兼ね備えた老婆

ミーシャやゴウトンも彼女を慕っており、誰からも愛される存在だったようだ

亡くなった原因はジョイスと同じく不治の病

ジョイスの不治の病がトルフィンにもうつってしまい、体の弱かったトルフィンはその病に勝てず、亡くなってしまった




鎖牢(さろう)ネレイボル(36)

奴隷売街(どれいばいがい)『ロッテルク』の元締め

銀髪に染めたオールバックの様な髪と、奴隷の街には似合わない神父服が特徴

冷静で落ち着いた声の印象からか、メガネの奥から優しさを感じる目が見える

奴隷制度に対して真摯に向き合っており、行き場のを失った人達に『奴隷』という生き方を与え、全うな人生を歩んで欲しいと願っているらしい

奴隷のイメージが悪いのは、奴隷を扱う者に問題があると考えている

だが、それは表向きの仮の姿

実際は何の罪も無い人達を、裏で操って奴隷化させていた

例えば、薬物実験により偽物の記憶を植え付けられて奴隷化させられたり、屋敷に仕えるメイドを屋敷ごと崩壊させて救助という名目で奴隷化させたり等、公になれば犯罪で捕まる様な事をしてきた

貴族『鎖牢家』の出身で、大手奴隷商売企業『ジェイル・チェーン・スレイブ』カンパニー…通称『JCS』に勤めている

センス『鎖と雷は躾の為に(エレキディスプリンド)』を所持しており、この力により奴隷を完全に従える

奴隷少女『スイ』を粗末に扱う態度にキレたアレスに強烈な一撃を与えられやられる




スイ(元奴隷少女・『混血』)(13)

人間とエニグマのハーフ

どういう原理、要因があってエニグマとのハーフが実現したか分からないが、体内にエニグマの反応があるらしい

とある研究所の前に倒れていたらしい

当然自分が何者なのかという記憶も無い

身長140センチ前半

人間でありながらショートヘアーの髪も瞳も白く、とても珍しい

タートルネックに似た黒い布の半袖の服と、太ももまでしか丈がない人工強化繊維『カルカゼファイバー』で作られた黒いズボンを履いている

立派な両刃剣を携え、ネレイボルの『護衛』として彼を守っていた

しかしアレスに救われてから、アレス達の旅に同行する

スイと言う名はアレスが命名した




(故人)川岸(かわぎし)トーベス(本名:真絞(まじめ)トーベス)(18)

奴隷売街ロッテルクの衛兵隊に仮入団(正式雇用では無いこと)している、短めの黒髪の好青年

奴隷として売られていた所を買われたが、酷い奴隷としての扱いを受けず、全うな人としての生活を送っている

自分の居た町が、その地域一帯を治める領主が雇った商人と山賊に襲われ、その際に家族と離ればなれになってしまう

その行方を独自に調べている

自分を買った川岸ヤナエの亡くなった旦那の形見である指輪を、大切に持っている

自身に起きた事件を調べて、最終的にネレイボルの悪事を突き止められるのを恐れられた為、殺害されてしまう




(故人)川岸(かわぎし)ヤナエ(76)

奴隷売街ロッテルクに住む、心優しき老婆

旦那が亡くなって寂しい思いをしていた時に、奴隷では無く孫の様な存在としてトーベスを購入、その後は一緒に住んで楽しい毎日を過ごす

青い宝石の付いた指輪を着けており、色違いの赤い宝石の指輪をトーベスに渡している

トーベスと共に、一緒に居たという理由でネレイボルに殺害されてしまう




山野(やまの)チェル(15)

狐の獣人の少女

黄色の髪と尻尾、低めの身長と整った容姿と顔をしており、可愛らしい印象を受ける

川岸トーベスと同じく、奴隷であったが奴隷としての扱いを受けて無く、理想の奴隷とも呼べる生活を送っている

雇い主であるユクマと一緒に住んでおり、彼の身の回りの世話をしながら楽しい毎日を過ごしている

作中ではそういった表現が無かったが、密かにトーベスに恋心を抱いている

トーベスを失った事に泣き崩れた様子を見せる




山野(やまの)ユクマ(78)

チェルを奴隷としてでは無く、孫の様に可愛がっている、心優しき老人

ヤナエと同じ様に奴隷制度を良しと思っておらず、正に奴隷のあるべき姿の模範の様な環境を築き上げている

足が不自由なのか、杖を突いている

チェルはそんな彼を2つの意味で支えている




天帝(あまみかど)アーサー(22)

金髪の身長170センチ後半、上下に鎧を着込んだ人間の男

王国騎士団特殊殲滅隊団長

中央大陸『セントレイン』の『聖騎士』

清らかな声と丁寧な口調で喋る

奴隷制度に対しては反対らしい

『陸王』に絶対的な忠誠を誓っており、彼は陸王を『光』と比喩している

若すぎる故に、感情的な行動と言動を起こす時がある

また、『ヒーロー』に対しての何か『特別』なこだわりの様な物があるらしく、安易に『ヒーロー』と口にする者を軽蔑するらしい

生後間もなく、住んでいた村がテロリストやエニグマに襲撃され、そこを陸王に救われた過去を持つ

しかしそれは間違いで、実際はアレスの父『黒月トレス』に救われた

その出来事もあり、彼にはアレスと同じく、『ヒーロー』を目指していた過去があった

だが目指す最中、それを望む者が居ない事に気が付いてしまった

若くして王国騎士団団長、そして聖騎士になれる程の実力…それを疎む者…妬みや僻み、嫉妬や軽蔑など、あらゆる誹謗中傷が彼を襲った

それらが原因で、英雄を志す事を諦めてしまった

『ヒーロー』を軽んじる者を見ると、過去の自分に重ねてしまい、感情的になってしまう

光をその身に纏って扱えるセンス『千光の一閃(サウザンドライト)』を持ち、文字通り光速戦闘が可能




天帝(あまみかど)レインカ(14)

中央大陸『セントレイン』の『陸姫』

若干14才にして、セントレインで上から4番目に権力を持つ少女

若いが故に、その責任と重圧が彼女を苦しめる

『王都の城』から外に出た事が無く、過保護に育てられた

しかし礼儀正しく、マナーも身に付けている

身長150センチ前後

穏やかで優しい声は、聞く人の萎縮した態度を宥める

水色の瞳と背中の中央まで伸ばしたストレートの金髪が、彼女の気品の高さを象徴している

城の外に出た時は、赤と白を主としたフリルの服と長めのフレアスカートを着用していた

セントレインの『未来』を決める演説を行う為に、王都周辺の街を見て回る最中アレス達と出会った

自分の考え方を独自の方法で変えたアレスに、恋心を抱く

…彼女の存在は、今後の物語にとても大きく関わってくる事になる




ロウ・パサード(25)

身長190センチ前半のクロヒョウの獣人

王国騎士団特殊殲滅隊副団長

そして元王国騎士団特殊殲滅隊団長

人間の顔にクロヒョウの要素を足した、人間に近い顔立ちをしている

身体中が黒い短い毛で覆われており、1メートル程の長い尻尾も生やしている

獣の様に低い声でかなりのイケメン

武器は柄の長い両刃斧を使用

細めの体格にも関わらず、その体は強い筋肉を備えている

常に冷静さを持ち合わせており、殲滅隊隊員からの信頼も厚い

団長であるアーサーを慕い、彼の意思を尊重した行動をする

アーサーの持つ何らかの『力』を認めており、年下であるもアーサーに敬語を使い、そのアーサーからも『敬語を使うな』と言うほど『崇拝』にも似た感情を持つ

が、それでもアーサーが感情的な行動をしてしまった事に対して、咎める様な事も言う




灰島(はいじま)ヴェル(??)

正体不明の青年

『忘れられない思い出』と称して、エニグマと共に王都とレインカを襲う

目的が曖昧で、真意は分からない

身長はアレスよりも少しだけ高い168センチ

ボサボサの黒い髪、少しやつれた頬、鋭い眼光をしている、大体アレスと同じぐらいの身長をした青年

だがその身に纏う雰囲気は、最早『死人』

謎の『黒い闇』を使役する能力を持つ

身の丈に合っていないボロボロの特殊殲滅隊(とくしゅせんめつたい)の服を着て、黒き『闇』から現れたその青年は、気だるそうに低い声で言う

「『悪』は、『正義』の前に立ち塞がるから『悪』なんだぜ?」




ユゥカ・アラクネア(??)

魂理工学隊(そうりこうがくたい)の団長にして『聖騎士』の一人

身長は170センチ後半だが、黒のヒールを履いているため正確な数字は分からない

首元まで伸ばした白髪で、眼鏡と紅い口紅を付けているのが特徴の白衣の様な隊服を着た謎の多い大人の女性

細身だが少し大きめの隊服を着用し、獣人としての特徴をその下に隠しているらしい

…彼女の目的は分からないが、彼女自身は壮絶なる『意志』を持ち行動する

自ら創り上げた生物兵器を用いて、ミーシャ達を襲った

ソウルを編み込んだ『糸』を生成する事が可能で、それにより治療も出来る

彼女は言う…強き『意志』で

「エニグマの力を使い…『人』の脅威から人を守る」…と…




天帝(あまみかど)バレーノ(??)

レインカの父で、中央大陸『セントレイン』の陸王

金髪のオールバックに近い髪形で、アレスよりも15~20センチ程高い身長、まるで幾つもの修羅場をくぐり抜けて来たかの様な表情をしているが、瞳の奥には鋭さを宿している

黒と赤を基調としたトルコの王族衣装に似た服を着ている

少し低めの威厳を感じる声で、あまり陸王として似つかわしくない感じで喋る

他人を導く事が出来るセンス『選択(ヘブンズゲート)』を所持している




天帝(あまみかど)ジニー(17)

レインカの兄であり、中央大陸『セントレイン』の陸彦(りくひこ)

金髪のショートヘアーで身長は165センチ前後、一人称を僕と呼ぶ、貴族だがどちらかと言えば貴族っぽくない振る舞いをする少年

赤と白の宮廷洋装の服を着こなす

アレス達と初めて会った時は『地下(ちくだり)ザヌ』と名乗っていた

詳細があまりハッキリしていないが、未来を視て導けるセンス『運命(ジャッジメント)』を所持している




天帝(あまみかど)シエル(??)

レインカの母親であり、中央大陸『セントレイン』の陸妃(りくひ)

金髪のロングヘアーで身長は170センチ手前

少し…というか、大分おっとりとした性格で、場を和ませる様な喋り方をする

それでも適当な事をポンポン言う訳では無く、アレスに対しての感謝の言葉には、直接『魂』に訴える様な伝え方をしていた

赤と白を基調に、フリルも付いた動きやすさ重視のドレスを着こなす

アレス達と初めて会った時は『地下(ちくだり)エナイ』と名乗っていた

詳細があまりハッキリしていないが、対衝撃・ソウルの効果を持った服を創り出すセンス『服作用(ドレスコード)』を所持している




緑堂(りくどう)ジンビス(19)

上に短くしっかりと伸びた黒髪で、身長170センチ後半

白いTシャツで黒の短パン、黒のジャンパーを着ていて不良の様な青年

入ったら一週間迷って死んでしまう森『ウィークエンドの森』に住んでいる

その乱暴で狂暴な性格と振る舞いから、周囲からは『悪魔』と呼ばれ恐れられている

しかしそれは彼の住む森や第三大陸中立西貿易港『ダリルコート』でのルールを破る様な『悪者』のみに対してそうするだけで、彼自身は何も悪くない

背中に『十字架』の武器を背負っており、それを軽々と振り回す

言動・行動は不良そのものだが、幼い子供に対してはすごく優しくなり、『悪魔』の様な顔も朗らかになる

7年前にイェロンと共に教会に偶然たどり着き、それから教会に住む

その後、『イェロンと教会を守る』のと『力を身に付ける』ために森中の『エニグマ』を殲滅する

更にイェロンを『教会から出さない』ようにした

…イェロンに『強くなる』と『約束』した




イェロン・キュバス(15)

人種『獣人』、種族『魔族』の分類『サキュバス族』

ジンビスと同じく『ウィークエンドの森』に住んでいる

背中の中心まで伸びた美しい黄色の長い髪をしており、身長は150センチ後半の低め

修道女の服装をしており、シスターと呼ぶに相応しい

若いのに丁寧でしっかりとした口調で話す

とてもスタイルが良く、細身でありながらも整った体型をしている

しかしその『胸』は暴力的

ミーシャやスイに『うらやましい』と思わせる程の大きさと形

ミーシャいわく『Gはある』らしい

サキュバス族が故にスタイルが良い

魔族である事…そして相当の努力をした結果、彼女の扱う『魂術(そうじゅつ)』はかなり強力

彼女の持つ『サキュバスの力』を解放すると、性格や姿が大きく変わる

妖しげだが美しい妖艶なる性格になり、髪は目にも鮮やかなピンク色に染まる

瞳が紅い色になり、声も頭にねっとりと絡みつく様な声へと変わる

そして彼女の持つ『武魂(ぶそう)』と呼ばれる『叛逆十字架(サザンクロス)』を使いこなせるようになる

7年前にジンビスと共に教会に偶然たどり着き、それから教会に住む

自らの中にいる『もう一人の自分(サキュバスである自分)』の力を抑えるため、教会で『修道女』として身を清める

…ジンビスと一緒に『強くなる』と『約束』した

センス『悪魔の小道具(デビルアーツ)』を所持している




城ヶ峰(じょうがみね)ハロノラ(??)

ウィークエンドの森にある教会に住む『シスター』

紺色の修道女の服を着ており、フードまですっぽりと被っている

白髪が多く混じる黒髪だが、その長さはフードのせいで分からない

顔はシワが少ないが、おそらく60~70歳ぐらいだろうと思われる

身長はイェロンと大体同じぐらい

甲高い老人の声で話す彼女は、教会に住む子供達に『英雄の話』をしている

口ぐせは『…てこと』




ロロイ (人間:男:8才)

キナ  (人間:女:7才)

ヘストル(犬の獣人:男:8才)

チー  (猫の獣人:女:7才)

エラット(虎の獣人:男:6才)

ウィークエンドの森にある教会に住む子供達

獣人の3人はもふもふした毛で顔を覆われている

ロロイはやんちゃでオモチャを片付けない癖があり、キナは元気いっぱいでお人形遊びが好き、ヘストルはリーダー的な存在だが暑がりのため上着をあまり着ない、チーはちょっと臆病で怖がりで水が苦手でお風呂が好きじゃない、エラットは誰よりもしっかり者で誰よりも勇気と行動力があるが無鉄砲で無計画な所が時たまある

個性豊かな子供達だが、全員が第三大陸『リーバイド』の『文化』に毒された子達だった

『人間側』に産まれた『獣人』、『獣人側』に産まれた『人間』の子達が、大人に洗脳じみた教育を受けさせられ、自らの意思で『失踪』・『行方不明』をさせる様に仕向け、彼らはその足で『ウィークエンドの森』へと踏み行った

ハロノラによる助力もあり、そこで教会へと奇跡的にたどり着き、今を生きている




紫村(しむら)リト(39)

第三大陸『リーバイド』に住む『英雄』と呼ばれていた人物

髪型はナチュラルなショートヘアーで色は黒髪

細めの眉毛に穏やかな目をしている

白いワイシャツの上に茶色のコートに似た上着、紺色のジーパンを着用している

全体的に細めの体型で筋肉もさほど付いておらず、優しそうな雰囲気を纏っている

身長も低めの約170センチ未満

魂機(そうき)の開発・研究を主に活動する企業『バイオレット社』の社長にして創設者

第三大陸『リーバイド』の人間側の陸王(りくおう)『セイスビーク』と協力関係にあり、『博士』として技術力・知識を共有している

ウィークエンドの森にある教会にて育ち、ハロノラや教会に大きな恩がある

その恩を返すべく、教会を隠すようにウィークエンドの森に多く設備を配置、教会で採れた作物の売買による資金援助等をする『管理人』として、教会を陰ながら支援している

昔、彼は特に『観る』事に長けていたらしい

誰かの体に起こった変化にいち早く気付き、興味や疑問をとことん観察して追究し答えを導き出す

6才の頃、第三大陸に根付く『呪い』により森へと姿を消した『女の子』を追って森へと入り、偶然『教会』へと辿り着く

『呪い』により結果的に命を落としてしまったその女の子を救う事が出来なかった自分の『不甲斐なさ』を悔い、二度とそんな思いをしないための『力』をこの教会で身に付ける事を『決意』した

そんな彼は教会に居た、好意を抱いていた女の子『リュリュ・ナインテイル』を守れる力を得るために、『黒月(くろつき)トレス』達と共に旅へと同行した

センス『観殺眼(プライベートアイ)』を所持している

…過去に自分のせいで『呪い』を受け、2度と子を産めない身体になってしまったリュリュ

彼女との子を造りだすために、『バイオレット社』の裏で『遺伝子研究』を行っている




ブルール・ルフエス(31)

第三大陸『リーバイド』に居る人間の陸王(りくおう)が私用する『獣人騎士団』の『団長』

薄黒いスーツの様な服を着ている

人種『獣人』、種族『神獣(しんじゅう)族』の分類『エルフ』

尖った耳と薄緑色の瞳をしている、身長約178センチのかなりイケメン

少し低めのしっかりとした声を持つ

黒髪で短いストレートヘアーをジェルでオールバックの様にしており、一見不良に見えなくもない

右手の人差し指に赤い宝石が付いた『指輪』をしている

団長になるほどの実力を持っている事から、かなりの強者であると推測出来る

センス『双乗効果(デュアルバースト)』を所持している




フレール・ルフエス(28)

第三大陸『リーバイド』に居る人間の陸王(りくおう)が私用する『獣人騎士団』の団員

薄黒いスーツの様な服を着ている

人種『獣人』、種族『神獣(しんじゅう)族』の分類『エルフ』

尖った耳と黄色の瞳をしている、身長約175センチのブルールと似た顔付きをしている

少し高めのしっかりとした声を持つ

黄色の髪で首筋まで伸びたストレートヘアーの大人しい印象を受ける

右手の人差し指に青い宝石が付いた『指輪』をしている

兄のブルールと協力して戦闘を行えばかなり強いらしい

センス『双乗効果(デュアルバースト)』を所持している




(故人)グァメ・ブチィエナ(25)

第三大陸『リーバイド』に居る人間の陸王(りくおう)が私用する『獣人騎士団』の『副団長』

薄黒いスーツの様な服を着ている

人種『獣人』、種族『犬族』の分類『ハイエナ族』

顔が動物のハイエナの顔をしている

不良の雰囲気と不良じみた少し高めの声を持つ

身長約167センチ

目元が黒い毛で覆われ、その目は鋭く、睨みつけた者を必ず怯ませるだろう

黒い獣耳と大きな口、鋭い牙が彼をハイエナの獣人足らしめている

腰に付けた『透明な鞘』に納刀されたダガーが彼の愛刀

シードの全てを斬り裂く技により死す




条王寺(じょうおうじ)セイスビーク(57)

第三大陸『リーバイド』の『人間の陸王(りくおう)

ツーブロックを合わせた肩まで伸びた少し長めのロングパーマの銀色の髪

鋭い目付きと細い眉毛

約180センチ前後の身長と低く野太い堂々とした声で、妙な威圧感を感じさせる

上は黒の下地にボタンが数個付いているジュストコールに似た服装、下はしっかりとしたスーツの様な純白のズボンと黒い本革の立派な靴を履いている

『獣人』を誰よりも憎む彼だが、昔には『獣人の婚約者』が居たらしい

そして何かしらの出来事により、いつしか『獣人の全て』を憎むようになってしまった

彼の目的は…『リーバイドに住む全ての獣人の駆逐』…らしい

センス『絶対王声(キングダムハーツ)』を所持している




リュリュ・ナインテイル(??)

紫村(しむら)リトの回想に出てきた女の子

人種『獣人』、種族『神獣(しんじゅう)族』の分類『九尾』

通常『キツネ』は、種族『犬族』の分類『狐族』になるのだが、彼女のように『尻尾が九つある』場合は『九尾』として『神獣族』に種族分けされる

それはソウルを『妖力(ようりょく)』と呼ばれる特別な扱い方を行えるからである

頭頂部に生えた少し大きめの獣耳と腰下まで伸びた鮮やかな黄色のロングストレートの髪が、腰から生やした『九つの長い尻尾』と相まって、『妖しさ』と『美しさ』を持つ女性になっている

スタイルも良く、リトいわく『胸』は年相応では無いらしい

だが性格は『高飛車で活発で悪女と呼べる』らしい

一人称は『(わらわ)』と言ったり、『~じゃろう』とか『~ぞ』とかの古い言葉を使う

良くも悪くも『自由奔放』…戦闘ではその自由さを活かし、型にはまらない独自の戦闘技術とそれを可能にする運動神経に加え、柔軟な発想による状況分析と状況判断を行い、戦闘の『天才』とリトに言わしめる

とにかくあらゆる点に置いて『強い』らしい

リトと共に『黒月(くろつき)トレス』達と旅をし、後に『英雄』と呼ばれる

…過去に『腹部』に大怪我を負い、そこに『呪い』を受けた

『子宮の魂』に傷をつけられ、2度と子を産めない身体となってしまった




敷間寝(しくまね)リプス(??)

身長約190センチの高身長

王国騎士団剣戟攻戦隊(けんげきこうせんたい)一番隊隊長

赤い隊服にコック帽の様なしっかりとした形の赤い軍帽を被っている

少し茶色がかった黒髪が帽子の下から伸びて肩より少し上まで伸びているロングヘアー

顔も随分と整っており、アゴに生えた短い無精髭も相まってイケメン

黒い手袋、黒い靴、瞳も黒い

身長の3分の2程の長さを持った金色に装飾された大きな両刃剣を背中に背負っている

低めの威圧感を放つ声で、隊員達から隊長と呼ばれている

詳細はハッキリしていないが、対象を眠らせる『センス』を所持している




ゴルト・レオンライト(21)

第二大陸の三大王家の1つ『レオンライト家』の陸王代理

身長は約175センチ後半程

金髪で短髪のトゲトゲした髪で後ろの方に伸びておりライオンの『たてがみ』の様な感じで生えている

顔立ちはしっかりしている好青年

目は少し大きく、瞳は薄くきれいな『緑色』をしている

体型は少し細めだが決して華奢ではない

黄色と黒と赤を組み合わせた、黒の十字の縁ふちに黄色を添そわせた模様を袖全体と身体の中心と背に伸ばせ、服全体を赤と所々に装飾を散りばめさせたシンプルながらも動きやすい服を着ている

下は逆に黒一色の長ズボンだがかなりいい生地を使っている

少し高めの元気でしっかりとした声で、掴みどころがないが親しみやすさを感じる性格

センス『輝跡(ディライト)』を所持している




霧江(きりえ)シューメア(??)

第ニ大陸レオンライト王国騎士団、特殊殲滅隊二番隊隊長

高めの透き通るような中に入り込む感じの声を持つ人間の男

身長178センチ程度の人間の男性で、黒い隊服を身に着けている

首あたりまで伸びた黒いショートヘアー

体格は細身のほっそりとしており、目は少し細めで顔が整っている中性的と呼べる顔

得物は左の腰に携える細い『レイピア』のような剣

性格はハッキリ言って悪い




浦端(うらはじ)ワーマー(??)

第ニ大陸レオンライト王国騎士団、剣戟攻戦隊三番隊副隊長

気品あふれる高めの声でそこそこ大声の人間の男

身長180センチ後半の高身長で赤色の隊服を着ている人間

金色の肩まで伸びた軽くウェーブのかかったロングヘアー

まつ毛や眉毛が長くて整えられていて、大きめの目も相まって女性のような顔立ちをしている『美形男子』

体格は少し細め

しかし得物は彼の身長と同じぐらいある黒い大きな大きな『両刃斧』

名前は『ナルシスアックス』

性格はハッキリ言ってうるさい




モノバ・ドグニアン(??)

第ニ大陸レオンライト王国騎士団、衛生兵部隊隊長

甘ったるい少し低めの声でちょっとエロい女性

身長160センチ前半の『犬』の『獣人』

赤みがかったキャミソールの上に白衣を着て、下は膝下ぐらいまである黒いロングスカートを履いている

髪の毛は茶髪の肩まで伸びたパーマのかかったロングヘアー

黒縁のメガネをかけ、瞳は茶色の丸い目をしている

少し尖った鼻と少し尖った歯を持ち、頭頂部に茶色い毛の小さいモフモフの耳と腰下から同じ茶色い毛の小さなモフモフの尻尾を生やしている

体格もほっそりして小さめ、イメージは小型犬

性格はハッキリ言ってヤバめの同性愛者

ミーシャがどストライクらしい









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