ザビス戦
かなり時間があきましたが6話投稿です。
戦う時の文字の多さにビビる、、
さて、ザビスの強さはいかほどか。
6話お楽しみください!
次元空間から現れた2人、イースタン国の麓に到着した。
「ここがイースタン国か。」
街の並びは山の形に住宅街が並び、山頂にはたいそう大きな城がある。
「さて、とりあえず市民から今の状況を聞いてまわろう。」
街の入口には東の国イースタンと書かれている。
街は賑やかでお祭り状態のようになっている。
「賑やかだなぁ、これが今の王が築き上げた街か。」
ノクロスはリンゴを取り店に金を渡した。
「貰ってくぜ。
おっさん、今の街は住みやすいか?」
難いのいいおじさんが答える。
「お、なんだ、旅人か?
この街は民が皆平等に暮らし、貧しい一家は何一つない状態だ。
俺の中ではここが1番だと思ってるぜ。」
嬉しそうに話すおじさんに感心するノクロス。
「そうか、良かったな。
ありがとよ。」
笑いながらノクロスは言った。
「今の状態はすごく安定している。この一年後に貧困状態が始まるとは考えられねぇな。」
アリサはさみしそうに答える。
「えぇ、あんな状態は見ていられないわ。
翌日に王の世代交代の式が始まるわ、そこでどうにか私を王になる手伝いをして欲しい。」
ノクロスは困った顔で驚く。
「え?明日かよ。
まぁ何とかして見る、とりあえずザビスという奴に会いに行こう。」
ザビスが住む王の城へと向かう2人。
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「はぁ...。やっとついた...。」
山の山頂に位置する城、一山登ると同じことである。
「そう?私は普通だけど?」
いつも一人で街に出るアリサは全く疲れを知らない。
「マジかよ...。
まぁとにかくついた。
問題はどう入るかだな。」
門にはもちろん兵士達が見張っている。
「とりあえず聞いてみよう。
兵士たちよ、ザビスというものに会いたいんだが。」
刃を向け2人に問う兵士。
「何用だ!」
「ちょっとばかし話をしたい。」
刃を収め考える兵士達。
「いいだろう、案内する。」
すんなり入れるとは思わなかったノクロス達は驚きながら兵士達の後に続く。
ノクロス達は豪華な扉の前に立たされた。
「ザビス様!
用があると客人がいらしています!
通してよろしいでしょうか!」
扉の奥から聞こえる野太い声。
「あぁ、通してくれ。」
部屋に案内されたノクロス達。
部屋の奥には誰もが座れるような椅子じゃなく、純金に差し色の赤が入っている。
「貴様らは何者だ?」
ザビスが上から問う。
「おれらはちょっと頼み事をされここに来た。
コイツおれの連れだ。
お前は次の世代の王になると話を聞いた。
今のこの街の状況は素晴らしい、民は皆楽しそうに生きているのが目でわかる。
だがお前、何か変なことを考えていないか?」
今の街の状況を説明するノクロス。
「ほう、よくこの街を知っているな。
そうだなぁ、私が目指している街は【独裁政権】だ。正直今の政治には飽き飽きしている。」
ノクロスは冷静に答える。
「なるほどな、それなら絶対にお前を王にすることはぇきねぇな。
少し自分の立場に浮かれてんじゃねぇか?」
少し挑発を入れながら説得をするノクロス。
「貴様は部外者だろう。
なぜ、そこまでこの街を守ろうとする?」
煽りをかわすザビスがノクロスに言う。
ノクロスは真っ直ぐザビスの目を見て即答する。
「俺は頼まれた仕事をするだけだ、部外者だろうが関係ねぇ。」
仕事は完璧主義なノクロスがそう答えた。
「それは見事なことだ、だがどうやって私を王の座から引きずり落とす?
もう明日には王になるんだぞ?」
今度はザビスが煽りを入れてくる。
しかし、ノクロスは少しにやけた顔で応えた。
「お前が今から現王に王をやめると伝えればいいことだろう。
それを否定するならば俺は力尽くで引きずり下ろす。」
ザビスは高々と笑う。
「はっはっはっは!
力尽くだと?やってみろ!」
勝負開始の合図の言葉と解釈したノクロスはすかさず刀を時空間から引っ張り出しザビスを刺しに行く。
頭を狙ったがぎりぎり交わされ椅子の背もたれに刺さる。
「速さは褒めてやろう、
だが...甘い!!」
ザビスにお腹を蹴られ吹っ飛ぶノクロス。
すかさず体制を整える。
「貴様が俺に勝てるわけがないだろう!
まだやるなら私も戦闘態勢に入るぞ。」
再び刀をとり突っ込むノクロス。
「なるほど、なら私も戦うとしようか!」
6話どうでしたか?
色々戦いの書き方を何とかわかりやすく書いているのですが理解していただけたら嬉しい限りです!
さて、ザビスの能力とノクロスの戦い方を乞うごご期待ください!