5話 王の娘
最近全然話浮かんでこない笑
今回も短いけどお楽しみください!
5話
落ち着いた空気の喫茶店Time。
その店長、ノクロスは客席でケーキとコーヒーを嗜んでいた。
その空気を一瞬でぶち壊す者が店にやってきた。
扉を壊れるかのレベルで開けてきた。
「失礼する!
ここの店長は誰だ!」
赤髪の可憐な姿の女の子が騎士兵を連れながらやってきた。
歳は、見たところ18歳ぐらいと言ったところか。
「俺が店長だが何か用か?」
客席からの注目がノクロスに集まる。
「私は東のイースタン国から来たサーロルア家のアリサよ、あなたに話があるの。」
自己紹介を始めて話し始め、ノクロスは即座に了承した。
「いいぞ、裏に来い。」
店の休憩所へと招き入れノクロスは話を聞いた。
「話とはなんだ?」
「あなたが過去を変えられるということは小耳に挟んだわ。
あなた、サート族の生き残りだったのね。」
過去を変える仕事方であった。
ノクロスはそれを分かって裏に案内したのだ。
「あぁ、サート族は多分もう俺しかいないはずだ。何せ政府がサート族をいらないと判断したのだからな。」
ここでアリサは疑問に思ったのか質問をした。
「自分で過去を変えればまいいじゃない。」
少し苦笑いをして喋り出すノクロス。
「俺らは確かにどこの時間に行けたり、変えたりできる。
だが一番の弱点は自分自身の過去を帰れないことなんだ。
しかし、一族は全滅、俺の周りに過去を変えれるものはいなくなった。」
軽発言な質問に反省した様子のアリサ。
「そうなのね...。申し訳ないわ。」
今度は笑いながらのクロスは言う。
「大したことじゃないさ、気にするな。
さ、話を始めよう。
どういう件だ?」
気を取り直してアリサは話し始める。
「そうね。
私の国、一年前イースタン国では王の引き継ぎで揉めてたの。
本当は私がなるという事で話しは進んでいたのだけれど、突如密かに悪巧みを考えてる奴が次の王になると宣言してきたの。」
ノクロスはまだ話を理解していない。
なぜならひとつ疑問があるからだ。
「ん?まて、お前まさか国王の娘か、、、」
アリサは真顔で答える。
「そうよ?」
ノクロスは下を向きながら笑った。
「まじか、、、だりぃな。」
アリサはちょこちょこと手を振り怒鳴り散らす。
「なんでよ!!」
困ったノクロスは表情に出ていた。
「悪かった悪かった(笑)
で、続けてくれ。」
落ち着いたのか顔が元に戻ったアリサ。
話を続ける。
「王になると宣言してきた彼は王から表面上だけを見られていてかなりお気に入りらしかったの。
その人の名前は、【ザビス】。
今ではもう独裁政権で民は皆苦しんでいる。
何とかして王になる前にあいつの化けの皮を剥ぎたい!
だからノクロス。お願い!」
考え込むノクロス。
とりあえずお決まりのセリフを言う。
「んー、とりあえずいくら出せる?
一年前なら大体250Gぐらいだが?」
余裕な顔をしていうアリサはもちろん王の娘であるから、金はいくらでもある。
「えぇ、お金ならいくらでもあるわ、それで過去が変われるのなら、民が守られるのならいくらでも出すわ。」
決意を決めた顔をノクロスは嫌いじゃない。
「よし、いい根性だ。
その案件受けよう。
出発は明日だ、ひとまずうちに泊まっとけ。
待ち合わせが面倒だ。」
濁るような返事を返すアリス。
「う、うん
わかったわ。」
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次の日。
「アリサ、これを着ろ。」
ノクロスが投げたのはウェールの時のフードだった。
「なにこれ?」
「過去に戻る時はお前の姿を見られたらまずいことになる。
現に一年前のお前がいるんだからな。」
分かりやすい説明にアリスは頷く。
「なるほどね、わかったわ。
気をつける。」
今回はノクロスとアリサだけであった。
ヴェールたちはノクロスにお店を頼まれていた。
向かう先はいつもの人気のない森。
「ここら辺が一番戻りやすい。
人目のつかないところが一番いい。
じゃあ、いくぞ!」
次元空間をつくり、いざ、王の座を奪いに行く。
どうでしたか?
段々前の登場キャラの名前を忘れていくっていう病気が発症しました。
それでは次回もお楽しみに!