過去へ...。
話がどんどん浮かんできて後々が怖くなる...。
でもなんとか話やつじつまは合わせてるので大丈夫でしょう!
では3話お楽しみください!
次元空間をつくり、ノクロスたちは過去に向かった。
時間の歪みの中をくぐり数分で過去にたどり着いた。
「ここでは、ルゼアが未来から来たと言うことは口にしてはいけない。
ルゼアはここにいるが、2年前のルゼアもここにいる。」
軽く説明をした所で、服屋に向かい変装用の服を買った。
「さて、襲撃されるのは今から2時間後だ。
それまでに作戦を練ろう。」
作戦を練るため、街のレストランに行きねった。
「真正面から進撃してくると言うなら
こちらも真正面から対応するとしようか。
このエリアスの軍隊にも手伝ってもらうとして、どう伝えるかが問題だ。」
二年前は唐突に進撃をしてきたからエリアスも対抗できなかったのであろう。
だが、今回は相手を待ち伏せしておけば太刀打ちができるとノクロスは考えた。
「じゃあ、エリアスの国王に正面から言ってみよう。お前らはここで待っててくれ、1人で行ってくる。
一か八かだが...。」
そうしてノクロスは王宮へ向かった。
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「ここか。」
王宮にしては小さい方だが、体制はしっかりしていた。
これで全滅だったのだからよっぽどだったのだろう。
そこに門兵が話しかけた。
「何者だ。」
当然聞いてくるだろう。
ノクロスは落ち着いた表情で申し出る。
「俺はノクロスというものだ。
用あって国王に話がある。」
国王と話があるということは暗殺を企んでいるかもしれないから簡単には通してくれはしない。
「それは承諾し兼ねる話しだ。」
ノクロスは知ってたかのような反応だった。だがここで引き下がるようじゃ過去に来た意味がない。
「まぁそうだよな。
じゃあ、兵を何人かつけて護衛しながら話すのはどうだ?」
それなら何も手は出せないから
王宮に入れるのはその手しかない。
渋々門兵は受け入れる。
「仕方ない、それならいいだろう。
ただし、王に手を出したら死を覚悟しろよ。」
手を出すつもりはさらさらないから条件は一致した。
「ラス国王様!
ラス国王様に話があると言うものが現れましたが、中に入れてよろしいでしょうか!」
王室に響き渡るような声で王様に質問をした。
「よかろう。 」
あっさり受け入れてしまった、これから全滅させられるのに...。
警備に自信でもあるのだろう。
ノクロスを前に問いただす王。
「貴様はなんと申す。」
「俺は、ノクロスというものだ、
理由あって王に話がある。」
不思議そうな顔がラス王に浮かぶ。
「ほう
話とはなんじゃ、話してみよ。」
「今から1時間後、政府がこの街を進撃してくる。
理由はエルフ族を滅ぼすため。
世界政府は人間だけの世界を作ろうとしている。
俺はそれを止めるために、協力しに来た。」
大まかな情報をラス王に伝えた。
周りの兵たちがざわめき出す。
「静粛に!!」
一括を入れるラス王は、そのまま話を続けた。
「進撃をしてくる証拠はなんだ?」
手っ取り早く真実を告げることしたノクロス。
「俺は、2年後の世界から来たものだ、
ある人からの依頼でここにいる。」
ラス王は驚きとともに、昔にあった出来事を思い出した。
「貴様まさかあの種族の生き残りか!
まだ子孫が残っていたとはな、政府は厄介なやつを残したものだ。
しかも次に滅ぼすのはエリアスか...。」
深刻そうな顔をし、考えてる様子だった。
「その話、信じよう。
こちらも軍勢を動かす、作戦会議を始めよう。」
ノクロス達は作戦会議の部屋まで向かった。
厳重に警備されノクロスとラス王が2人だけで会議をし始めた。
「まず、政府の軍団は正門から進軍して、大砲が1発打ち込まれる。それが進軍の合図だ、俺はその大砲を仕留めてからそっちの軍に加勢する。」
大体はノクロスの頭の中で作戦は練れているようだ。
「なるほど、では私は正門の脇の森に軍を配置する。
ならば、一斉に攻撃ができる。」
それなら政府側も体制が少しは崩れるだろう。
「ではこの作戦で軍に報告する。」
進軍まであと【20分】
全ての軍隊が配置完了。
ノクロスとウェール、ルゼアも大砲を迎えるため見通しの良い頃を確保した。
「さぁ、戦争だ。」
戦争のシーンを文字で書くのは大変そうだからすごく迷う。
ノクロスが大砲をどう排除するのかお楽しみに!