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【完結】転生したけどウダツの上がらない冒険者は、奴隷を買う事にした  作者: よぎそーと
その7

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67話 どうにかやりきれたがかなり辛かった

 かなり手間はかかったが数十体のモンスターを倒す事が出来た。

 魔術の支援、特に回復を使い続けたので核も結構減っている。

 それでも、消費以上に収穫が大きいから問題は無い。

 倒したモンスターに止めを刺し、そうしながら核を切り取っていく。

 ついでに矢も回収し、少しでも再利用していく。

 折れてるものもあるので全部が使える状態では無かったが。

 それでも結構な数の矢を回収し、核を手に入れた。

 切り取り作業の方はアヤがハルを連れて行っていった。

 慣れてるだけあって手早い。

 ハルも見よう見まねでどうにか核を切り取っていく。

 まだ慣れてないのもあって手はそれほど早くないが、いずれアヤと同程度に出来るようになるだろう。

 その間、ヨシフミ・サキ・シイナ・ナギで周囲を警戒する。

 作業中にモンスターがやってくる事もありえるからだ。

 今回、核の回収に時間がかかるので可能性はより高くなる。

 幸い、そこまで時間はかからなかった。

 モンスターがやってくる事もなく、ヨシフミ達はその場から一旦退却する。

 核を切り取られたモンスターも消え去り、後には踏みつけられた草などが残るだけだった。



「やったな」

 ヨシフミの声に皆が大きくため息を吐く。

「やったな、じゃないよ」

「さすがにきつかったですー」

「腕、重い。

 弓、引きすぎた」

 戦闘に直接関わってた者達は幾分青ざめた顔をしてる。

 さほど関わってない二人も、

「どうしようかと思いましたよ」

「モンスターって大変……」

と呆然としてる。

 一度に五十体ほど相手したのだから当然だろう。

 本来ならもっと高レベルでないと出来るものではない。

 魔術による先制攻撃と回復があったからこそである。

 もちろん、弓による遠距離攻撃が敵の生命と動きを奪ったのも大きい。

 だからこその勝利であるが、厳しい戦いだったのは確かだ。

「途中であの犬野郎共、まともに戻ってたし」

「回復、憶えたてだから効果もあまりないですしー」

「矢が足りなくなった。

 それに、接してたら、撃てない」

「でも、まだ皆さんはいいですよ。

 あたし、何も出来てないし」

「うぅ、あたしも」

 それぞれ不平や不満があるようだった。

 悪意というわけではないが、無謀に等しい事への反発や抗議がある。

 こればかりは仕方ないとヨシフミも思う。

 さすがにこれは厳しい。

 連戦は避けたいものだった。

 だが、レベルが上がれば挑戦は出来そうである。

 サキはあと一レベル上がれば刀剣もそこそこになる。

 そこまで行けば、戦闘に危うさが無くなるだろう。

 ナギはそのままで十分である。

 更にレベルが上がればより効果的になるだろうが、現状でさほど問題は無い。

 シイナの魔術も、初動における閃光はこれでしょうがない所だった。

 それよりは、おぼえたばかりの回復を成長させた方が良いかもしれない。

 そうなれば戦闘における生存率が変わってくる。

 本人の意志も考えないといけないが、まずはそういった方向で成長させてはどうかと思った。

 問題はアヤとハルだった。



 とりあえず戦力としてはやはり期待しづらい。

 クロスボウを増やして事前に戦闘を仕掛けるのはやはり有利である。

 なのだが、今回のように数が多いと連射出来ないのが問題になる。

 では、何かしら戦闘関係の技術を身につけてもらおうかと思っても、何がふさわしいかを考える事になる。

 あえて戦闘関係の技術をとらせるにしても何が適切なのかが問題だった。

 確かに戦力が増えればその方がありがたい。

 即座にそうなるわけではないが、半年もすればそれなりに役立つようになるだろう。

 だが、それで良いのか悩む。

 もっとよりよい道があるのではないかと考えてしまう。

(レベルの方は問題ないからなあ)

 それが悩む理由にもなった。

 レベルそのものは、今回のようなおびき寄せでモンスターを大量に集めればどうにでもなる。

 危険は確かだが、それを補う方法も考えている。

 上手くいけば、今より楽してモンスターを倒せるだろう。

 経験値も増える。

 レベルの上昇も早くなるから多少は融通がきく。

 ある程度脇道にそれても問題は無い。

 効率だけを考えていく必要もない。

 その為にも、どうやっていくかを考えねばならなかった。



 それから、餌を他にもつるし、こまめにおびき寄せて確実に倒していく。

 回収した核の数は一百になるかどうかという程度だったが、今回は稼ぎを度外視しても問題なかった。

 必要なのは実際にやる事で得られる教訓の方だった。

 それがあれば今後について考えていく事が出来る。

 実際、その日は帰ってからの話し合いが長くなった。

 何を伸ばすか、どれが必要かが飛び出した。

 その中で、アヤとハルはどうするかも考えられていった。

 本人の意志を聞きながら。

 こちらの話もよろしく


「金持ちに転生したので親のすねをかじって冒険に挑戦します」

http://ncode.syosetu.com/n7411dr//



「クラガリのムコウ -当世退魔奇譚-」

http://ncode.syosetu.com/n7595dj//

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