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うつとぼく33

 ぼくがうつと診断される前に結婚式を行った妹。そこでぼくはとんでもないことをやらかしてしまった。

 ぼくは家族の前での自分と友達の前での自分で少しキャラクターが違う。家族の前ではあまり話したり素直な反応をしないのだ。ただ結婚式というお祝いの席で仏頂面しているのはよくないだろう、ということでお酒を飲むことにした。それはもう飲みに飲んだ。結婚式のお酒はなぜかいつも濃いものが出てくるというのに。

 ぼくの作戦は半分成功、半分失敗に終わった。お酒の力で普段より素直な自分を出すことができたのだ。妹にラインでおめでとうと送る。そこで終わりにすればよかったものをさらにさらに過去のことまで掘り出して心情を語る。そんなことをするもんだから懐かしいのと感極まるので涙が出てきた。止めようとしても止まらない。家族の目の前でみっともない。恥ずかしいのを打ち消すようにぼくはそこからも飲みに飲んだ。心配して祖父がぼくの様子を見にきたほどだった。ぼくを抱き寄せて慰める祖父。しがみついて泣くぼく。「長生きしてね」なんて思い出しても恥ずかしいセリフを吐きながら。お酒で記憶をなくさない弊害がここに出ている。

 式も終わる頃ぼくの酔いと涙は最高潮に達していた。会場を後にするみんなに手を振る新郎新婦。ぼくはそこを通る時もまだ泣いていた。おめでとうーよかったねーとか言っていたと思う。新郎はおそらくドン引きだ。そしてそしてぼくは酔い潰れて式場の医務室で夜の20時まで眠りこけてしまったのだ。目が覚めると両親がぼくの起床を待ってくれていた。申し訳ない。起きてからも気持ち悪くてうだうだやっていたと思う。さらに元々は帰るつもりだったのが、無理だと判断されて叔父のいるホテルに泊めてもらうことになってしまった。本当に申し訳ない。せっかくの1人の時間を。幸いのことお相手のご親族にはこのことは伝わっていないらしく、「優しいお兄ちゃん」ということで良い印象を持ってくれていたらしいが。

 ちなみにこれを書いている最中、Tくんが会社の飲み会で記憶を無くし、上司と揉めていたらしいことに頭を悩ませていた。謝罪するまで気が気ではないようだ(笑)

 とにかくまぁみなさんもお酒の過ちには本当に気をつけてほしい。

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