表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/34

くるりんご様


 今回はくるりんご様について語らせていただきます。

 くるりんご様について軽く紹介致しますと、2010年3月31日に処女作「busylake!」にてミルクラという名義でニコニコ動画で投稿を開始されます。

 そして、10作品目の2011年3月5日に投稿した「盲目リアリスト」からくるりんごとしてハンドルネームを変えて活動されました。

 22作品目の「メアリーと遊園地」で殿堂入りを達成し、「モルモットの傭兵」「魔法使いの弟子」などコンスタントにヒット曲を連発されます。

 そんな輝かしい経歴を残したくるりんご様ですが、くるりんご名義では2013年5月27日に34作品目である「とある一家の御茶会議」にてボカロPとして引退されてしまいました。

 しかし、その後も曲は再生し続けられ、「罰ゲーム」で初めて伝説入り(ミリオン再生)し、また続けて「とある一家の御茶会議」「ジェシカ」も伝説入りを達成致しました。

 また、犬丸芝居小屋というグループの丸井幸清という名義で活動するものの、2019年で活動を終了し、そしてくるりんご名義で投稿していた動画も全て削除されてしまい、完全にネット界から姿を消してしまいました。

 

 実は私がくるりんご様と出会ったのが、中学1年の時でありまして、親友がくるりんごさんの「罰ゲーム」が最高だと教えてくれたのが最初のきっかけでした。

 私がボカロだと認識した上で初めて聞いた曲がこの「罰ゲーム」でした。

 この時は、千本桜はボカロ曲だと知らなかったので、ノーカンです。

 その時にこの曲良いなと思い、くるりんご様の有名どころの曲を聴いていたのですが、その時はそれまでの興味でした。

 本格的に興味を持ち始めたのは、ボカロ巡りをし始めた頃。

 その時に、くるりんご様の存在を思い出し、全ての曲を巡りたいと思いました。

 しかし、そこで突きつけられたのがくるりんご様の引退と全ての動画の削除という現実。

 まさかそんなことになっているとは全く知らずに絶望してしまいましたが、それでも何とか曲を聴きたくて、ニコカラなどから出来る限り聴きまくっていました。

 本当はCDを中古で買いたかったのですが、1枚数万も払わないと手に入らないので、断念せざるを得ませんでした。

 そこで、くるりんご様の「もしもたったひとつだけ願いが叶うとしたら」という曲を聴きたくて、漁りまくっていた時に出会ったのが、傘村トータ様の「たった一つ願いが叶うなら」だったのです。

 そのため、傘村トータ様との出会いは少し複雑な形でして、嬉しいものの、実は少し悲しい出来事が後ろの背景にありました。


 そんな思い出話はそろそろ終わりにしまして、くるりんご様の魅力を語って参ります。 

 まず魅力の1つとして挙げたいのは、壮大な世界観を与えてくれる歌詞ですかね。

 全体的に歌詞がファンタジックなものであり、多くの作品に繋がりを感じてしまう物語性を感じます。

 その物語性のある歌詞が私達の心を鷲掴みで、感動に導いてくださると思います。

 しかし、その物語性を感じるのは歌詞だけではなくて、疾走感とレトロ感が組み合わった大変特徴的な曲調だからこそなお感じるのだと思います。

 くるりんご様は先程述べた通り、後に丸井幸清様として活動されておりましたが、丸井幸清様としての活動はくるりんご様だと本人が明かしていないのにも関わらず、すぐに見抜かれてしまうほど特徴的です。

 ただ、丸井幸清様と見抜かれた理由は曲だけでなく、特徴的なイラストも大きな決め手でした。

 くるりんご様のイラストは、大変可愛らしいイラストで、その1枚1枚のイラストが際立っておりました。

 くるりんご様の曲はイラスト込みの曲だと言っても過言ではないほど、大変味わいのあるイラストでした。


 何度も申しておりますが、くるりんご様は完全に引退された方であるため、最近ボカロを好きになった方は残念ながら知らない方も多いです。

 実際に私のボカロ好きの大学の友人2人は共にくるりんご様の存在を知りませんでした。

 現在は本人からの動画は見ることが出来ないので、当然と言えば当然でしょう。

 しかし、全曲ではないと言え、くるりんご様の存在を知っており、好きだった私はずっとくるりんごの曲を愛したいと思っています。

 

 因みに私がくるりんご様の曲の中で特に好きだったのは、「泥棒と警備員」、そして「とある一家の御茶会議」でした。

 「泥棒と警備員」は、本当に感動的なストーリー性のある歌で本当に聴くたびに泣きそうになります。

 また、「とある一家の御茶会議」は、歌詞と曲調が明るくて可愛らしくて本当に大好きです。

 勿論、1番最初に聞いた「罰ゲーム」も疾走感があり、大好きです。

 犬丸芝居小屋様の曲としては、「だるまさんが転んだ」が1番好きですね。

 これも癖になる曲でリピートしたくなります。

 自分がだるまの立場として聞くと、大変臨場感があり、いつもドキドキハラハラしておりました。


 もし、くるりんご様のことを知っていらっしゃる方がおられれば、どんな曲が好きだったか教えてくださると嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
本羽 香那様、ボカロ厨なのでエッセイ楽しみにしています。 ※最近の曲は追えてないです(;'∀') くるりんごさん、大好きです。 私も好きになったのは引退された後だったので、ショックでした。 とある一…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ